戦場でポタポタと血を流している人に概念の研修をしても何の役にもたたない
昨日の人材発達支援塾(東京大学中原先生主宰)では、結構いろいろな気づきがありましたが、それらは置いておいて、とても印象的な言葉を1つ。

某社で社員からのヒヤリングをベースに社内改革を進めている方のお話です。マネジメント研修などの話に触れている中で出たフレーズなんのですが、

「戦場でポタポタと血を流している人に概念の研修をしても何の役にもたたない」。

という話です。

戦場で血を流して戦っているミドル社員に対して「そもそもマネジメントとは」という話をしても、確かに響きにくいでしょうし、そもそもそんなことに時間をかけてはいられないといわれるのが落ちです。もっと即効性のある薬が欲しいというのが正直なところでしょう。現実に昨今の経済状況の中、現場では多くの血が流れ、日本中で多くの人が今この時間にも倒れています。もちろん弾丸にあたって血を流して倒れるのではなく、モチベーションを失ったり、メンタルヘルス的危機に陥ったり、という倒れ方です。

そんな状況で人事が何ができるかは非常に難しいものがあります。

だから「何もしない」というのは問題外です。そんな人事ならすぐに解散して自らも前線に出るべきです。

戦場で血が流れる理由はいろいろとあります。それが1人ひとりの力不足であるならば、力をつける必要があります。当然、相手がミドルなのであれば、マネジメント研修的なものも必要であり、きっと有効なのでしょう。しかし、物理的にも精神的にもそのゆとりがないのが実態ではないでしょうか。

でも、あえて中期的な目線でそれを「やる」という選択肢はあります。

もちろん、違った視点で実際的な現場支援を人事も戦場に乗り込んで一緒にやるという選択肢もあります。

一昔前と比較して、人事という仕事はだいぶ変わりつつあります。ものすごくアクティブな人が増えてきたようにも思います。そして、人事ができる、またやるべきことの選択肢も増えてきました。大切なのは、経営と社員のために、会社業績を上げるために自分たちの専門性を用いてどう戦えるかを常に真剣に考えていくことです。そして、選択肢を誤ったと思ったら、すぐに方針転換をする勇気を持つことです。

いずれにしても、改めて勇気をいただいた浅草の半日でした。いろんなビールも飲めたし。

《2010年12月18日》 実家の外回りの大掃除を朝からして、出たごみを浦安市のクリーンセンターまで持ち込みました。センターに入るときに車ごと荷重を測り、またゴミを出した後も同様に測り、その重量差に課金するスタイルです。まるで製粉工場のローリー車になったような気分でした。時節柄なのでしょうが、大渋滞の混雑ぶりでした。


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【2010/12/18 22:05】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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