何度かこのブログにも書きましたが、2007年に大学生活を過ごし方が社会人基礎力の向上を左右するんだよ、というような研究を仲間とした際に、どの学会で発表しようかなぁと思い、舞台に選んだのがこのキャリアデザイン学会でした。たまたま前年から学会員になっていたことも理由の1つですが。で、2度だけ研究大会にも参加していますが、今期は何となく流れで研究組織委員というのをつとめることになりました。1回打ち合わせに出ただけで、2回目の一昨日は会議が流れて土壇場キャンセルという不良委員なのですが、実業界の視点から何か貢献をしたいと思っています。
で、ドタキャンのお詫びにちょっと学会の広報です。 学会の年間最大の行事は研究大会ですが、今年は秋に日本大学で開催されます。東京開催ですので、都内在勤の皆さんは参加しやすいと思います。また、研究大会以外にも2カ月に1回くらいは研究会を開催予定です。私も2~3回程度企画をしたいと思っていますが、実務家にも関心をもってもらえるテーマをと思っていますので、こちらも是非、足をお運びください。いずれも学会員になった方が、安く参加できます。これを機会に1つくらい学会に入っておくのはいかがですか。文系の人って学会に縁がなく過ごしがちですよね。 入会方法については、ホームページの入会案内をご覧ください。学会入会には推薦人が必要ですが、これについてはご相談ください。 で、川喜多会長からのご挨拶文をホームページから引用します。さらに詳しい情報を確認したい方は、是非、学会ホームページもご参考にしてください。 ******************************************************************* 日本キャリアデザイン学会では、およそ一千名を越える「キャリア・プロフェッショナル」が研究者や実務家の個人会員また団体や個人の賛助会員として参加されています。学会設立時はすべての人の職業および、それを越えた生活の諸活動・ステージの有意味な連続という、キャリアという言葉すら珍しがられたにも関わらず、現在では学校ではキャリア教育が当たり前の言葉として用いられ、大学では狭義の就職活動支援を越えて初年度から学生のキャリア形成を応援するキャリアセンターあるいはキャリアデザインセンターが普及し、正課にもキャリアデザイン論がどんどん取り入れられています。企業においても新入社員・中堅社員・ベテランのそれぞれのライフステージや、また女性や多様な雇用形態の人々を含んでキャリアデザイン研修が行われ、「自律的なキャリア」への関心が高まってきたことはたいへん嬉しいことだと思っています。しかし、背景には学生の就職難や中高年層、非正社員から正社員までの雇用への不安、将来のキャリアへの戸惑い、人生設計の困難などがあり、さらにその背後には経済、雇用、教育、コミュニティの危機があるとすれば、喜んでばかりはいられません。 何もかもが急激に変わっていく、この時代の困難だけでなく、可能性をもしっかりと見据え、変化に翻弄されず自分のキャリアをデザイン・リデザインし続ける人びとに関わろうとする学会の重要性は大きいと思います。 本学会は、いわゆる研究者だけではなく、キャリアに関わる様々な実務家が多く参加しています。幼稚園から大学までの教員や職員、高校の進路指導教員から専門学校や大学の就職指導担当者、企業内のキャリアカウンセラーや人事教育担当者、経済団体の産業人材育成活動担当者、労働組合による職業教育担当者、キャリアビジネスのエクスパートや職業紹介機関のアドバイザー、NPOのオーガーナイザーから主婦の再就職や定年退職者によるまちづくりを支援している行政機関職員など・・・これほど多様な人びとがまわりの人びとのキャリアデザインを考え、その支援活動をされているとは驚くばかりです。 とはいえキャリアデザインが現代人の自律営為にならねばならぬとすれば、キャリア・プロフェッショナルだけでなく、なによりも自ら自身のキャリアデザインを真剣に考えようとする多様な市民の人びとが、研究者や支援者との出会い・相互啓発の場として、学会を利用していただかねばなりません。したがって「研究のための研究」ではなく、とはいえきちんとした実証に裏付けられぬ訓話・説教にキャリアデザイン論議を堕落することなく、両極を廃してキャリアデザインの運動のセンターになるよう心がけていきたいと思っています。 人生設計に密接に関わる以上、教育学、心理学、経営学、社会学、文学、医学・・・・多様な学問の交流からキャリアデザイン学は生まれてくるものだと考えています。学会員も多様なバックグラウンドを持っています。学際研究に求心力をもたせるのも、キャリアデザインとその支援の実践事例にもとずいて意見を戦わせる機会が増えることだと考えており、年間を通して様々な研究会を組織しておりますし、キャリアの多様化に則し多様なキャリアの現実を明らかにする学会大会・研究誌の充実も会員とともに進めます。既に出版したキャリア研究基本文献解題に引き続き、キャリアデザイン(研究)ハンドブック(仮称)の出版も目指して行きたいと思います。 《2010年12月23日》 7台目のVAIOを買っちゃいました。勢いでスーツとコートも買ったので、日本の景気の下支えにはかなり貢献したと思います。私の心理的パソコン寿命はかなり短く、通算11台目かな。もちろん家族ユースのもありますが。VAIO以外は、NEC1台、富士通1台、そしてMAC2台。もともとはMACユーザーでした。一番最初に購入したPowerBook180Cを超える価格のPCは未だに購入していません。今日はもう少しでMACユーザーに戻りかねないところでした ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
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