特例子会社の設立に際して
特例子会社を設立しました。

日本では、障がい者の雇用促進のために、従業員54名以上を雇用する企業は、従業員全体の1.8%以上の障がい者を雇用することが義務つけられています。この雇用を促進するために、障がい者に特別な配慮をした子会社を設立し、必要な要件を満たすことを条件に、その子会社で雇用する障がい者を親会社及びグループ会社で雇用されているものとみなすことが認められていますが、それが特例子会社というものです。

ただし、単に障がい者雇用率の達成を目的にするのではなく、以下の2点について十分に理解して考える必要があると個人的には考えています。

① 特例子会社をつくったからといって、すべての障がい者の職場をそこに求めるのではなく、一般の職場でも障がい者の雇用拡大につとめ、特例子会社との二本立てでの雇用施策をとるべき。
② あくまでも特例子会社も営利を目的とした企業であり、福祉作業所的な発想で運営をしてはいけない。稼いだ分から給料を得るという企業の原則は貫く必要がある。

当社の場合は、あまりにも社員数の増加が大きく、それに対応して障がい者の雇用を増やすには、特例子会社も必要だとの判断により、ここ数カ月の突貫工事で設立にこぎつけました。

で、1月5日にその新会社の開所式を実施しました。

新規に雇用した障がい者は5名です。年度内にはさらに5名以上増やそうと考えています。いわば創業メンバーである5名には、開所式の中で1人ひとり抱負を話していただきました。

これが実は感動的でした。私たち運営に携わる側も、短期間に設立までこぎつけたことに感無量でありちょっと感傷的なモードになっていたということもありますが、5名それぞれのする話が実に素敵で感動を呼ぶのです。ビデオを撮影しておくべきでした。

共通する要素は2つありました。

1つ目は、仕事をできることに対する純粋な喜びと感謝。今回のメンバーの中には、久しぶりの就労の人もいますし、障がいを持つようになってから初めての就労の方もいます。それらの方、皆がここでこれから働けることへの素直な喜びを表明してくださるのです。俄然、われわれもやる気がでますし責任感も強まります。

そして、2つ目は、家族への感謝。年齢も家族構成も違う5名ですが、親への感謝、配偶者への感謝の言葉はとても印象的です。

働くことへの感謝、家族への感謝ともに、あまりにも当たり前過ぎて、私たちは口に出すことはなかなかありません。

私たちは、働くことに対して、下手をすると不平不満が先にきて、自分が今、仕事を得ているということに対する純粋な感謝を忘れているところがあるのではないかと思います。そんな不平不満が出るのも、仕事を得ているからこそということを忘れているところがあるのではないかと思います。感謝よりも権利が前面に出ては、それこそ良い仕事はできません。

家族への感謝もまったく同様です。

こんなあたり前のことを心の中に呼び起こしてくれただけで、特例子会社の設立を決意して本当によかったと単純に感じました。

絶対に誇れる会社にしたいと思います。
そして、それは社員全員の手で成し遂げなければなりません。

《2011年1月9日》 冬、晴れですね。昨日、血液検査の結果が出て、尿酸値がかなり戻ってました。また、ちゃんと薬飲みます。それだけじゃ解決しないんだろうけど。


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