本当の自分を理解してもらう採用面接
ちょっと昨日の続きからです。

先週の土曜日にあったメンタリング研究会にスピーカーとしてご参加いただいた三井物産の副島前副社長のお話と、その後の学生・社外人混じってのセッションからです。

天下の三井物産の前副社長さんであるにも関わらず、とても気さくなお人柄ということもあるのでしょうが、学生の皆はまったく臆せずに副島さんと話をしていました。この手の勉強会に参加する学生ですから、意欲の高さは間違いなくあるので、そのあたりの影響もあるでしょう。

この元気さ奔放さをこれから本格化する就職活動の中でも是非失わないで欲しいと思います。

学生からされた採用面接に関する質問に答える折に、副島さんが漏らしていたコメントの中に、誰もが同じようにちゃんとした面接をするので面白みがなくなってきているといったような話がありました。これって日本中の面接官が似たような感覚を持っていると思います。

面接はお互いの姿をみて、採用するか、入社するかを決める大切な場です。そこで武装しきって本当の姿をみせずに終わるほどもったいないことはありません。
一次、二次面接でしたら、それでしのぐことは可能かもしれませんが、何よりも「この学生はどういう学生なのか」ということを面接の場で把握できなかった学生に対して企業は内定を出すことはできません。最後まで繕って面接が終わってしまうことは非常に損なことです。自分を理解してもらい、その自分を採用してもらうことでしか道は開けません。もちろん、礼儀は必要ですし、短い時間ですから整理して話をするのも大切です(仕事でも必要な能力です)。また、ちょっとした背伸びは好感をもたれます(仕事の中でも背伸びは大切です)。
しかし、基本的にはしっかりと自分という「素」をみせて、それを判断してもらうという姿勢が本当ではないかと思います。「素」をみせた上で、面接官が「当社には合わない」と判断して不合格にしてくれることにより、人生の回り道をしなくてすむかもしれませんし。

企業の側では「リアリスティック・ジョブ・プレビュー」という考え方がもう10年以上も前から生まれ、できるだけ採用活動で等身大の実情を学生に伝え、勘違いして志望する学生を減らしたいという流れができてきています。もちろん、まだまだそうでない企業もあるとは思いますが。

学生の側でも、リアルな自分を伝えて判断させるという流れができてきてもいいのかなと思います。ただ、そのためには企業側の面接官(特に一次、二次面接官)のレベルアップが必要ですし、また学生が就職活動に入るまでに何らかの自信をもてるだけの学生生活を送ることも大切になってきます。これらは結構、構造的な問題です。

いずれにしても、学生の皆さんに対しては、是非、土曜日のような自然体で就職活動に、そして面接選考にぶつかっていって欲しいと感じました。そんな面接は、面接官も嬉しく感じるものです。

《2011年1月18日》 昨日からまた万歩計始めました。やっぱり数字が出ると、歩こうとしますね。


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