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コロキウム
人材発展支援塾も先日の木曜日で第4回、オフィシャルな会としてはあと2回を残すのみとなりました。この支援塾は東京大学の中原淳先生が主宰するものであり、企業の人材育成担当者がそれぞれペアで参加します。

理論を学び、方法論を学び、実践家の智恵を学び、そして自社の課題を探り、施策を立案し、実行し、評価するという流れが組み込まれています。極めて野心的に取り組みです。さらには、そのプロセスを参加企業他社と共有し、相互にアドバイスし合い、さらには同じ企業から派遣されているペアでの対話までが折り込まれてます。実践を伴う学び、というか実践のための学び、の仕掛けが随所になされているわけです。

今回は「コロキウム」。
「コロキウム」とはラテン語のcolloquium(談話、会談)が語源だそうですか、対話会・討論会的な場をいうようです。

ここでの流れは以下のとおりです。

まずは1企業のペアが20分間、自社の説明をします。発表内容は以下を含みます。

 ①自社が抱えている問題
 ②今、考えている施策の概要
 ③現場から出てきた生データ、声
 ④関連する、裏打ちする理論
 ⑤予想される困難

上記の③を実行するために、以前の会で定量分析、定性分析の手法・考え方について学び、定量分析のツールも提供されています。④についても神戸大学の金井壽宏先生他の論者から深い洞察を学んできました。

同時に2~3社が並行してこれを実施しますので、各社は興味のある企業のところに分かれて集います。各チームでは、ファシリテーターとポスター作成係を決めます。時間は50分。ポスターには担当者の手により手際よく、施策内容、各社からのアドバイス、実現への課題、が整理されます。

木曜日はこんなセッションを4つ続けました。これはかなりハードです。研修カリキュラム構成上では「芸がない」といわれても仕方がない構成です(もちろん間に素敵な喫茶タイムを挟むなど、必死に芸を取り込んでいましたが)。

でも、この日の午後はあっという間に時間は過ぎたのです。
明日はこのあたりを整理してみたいと思います。

《2011年1月23日》 本日はgcdfのテストクライアント役。13人の小クラスでしたが、とてもいい雰囲気のクラスです。取り組んでいる思いにも素敵なものがありました。こちらも意欲と元気をもらった感じです。


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【2011/01/23 20:32】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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