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ワーク・ライフ・ラーニング
ここのところなかなか週末に時間がとれません。

個人的にいろいろと親の状況などでばたばたしているということもあり、また社内研修・面接が週末に集中的に入っていることもあり、週末は結構、大忙しです。

昨年は毎週末にキャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座に通うなど、いろいろな越境学習ができていたのですが、今年はなかなか行けずにいます。いろいろな企画のお誘いや案内をいただき、行きたいなぁと思うのですが諦めています。また、自分が主宰している勉強会もしばらく開催できていませんし、入っている実践コミュニティの活動にもなかなか注力できません。

で、結構、週末にアクティブに学習している方をみていると、ついつい人間の弱さが出て、うらやまし~となってしまいます。

キャリアカウンセリング的には、うらやまし~と思う感情は自然に出てくるものなのでそれが良い悪いと判断して抑え込むのはどうかと勝手に考えていますが、うらやまし~がネガティブに向かないようにすることは必要です。

ワーク・ライフ・バランスという言葉がありますが、これにラーニングを加えます。ワーク・ライフ・ラーニング、この3つを理想的にバランスをとることはなかなかできませんし、それには意味があるとは思えません。

もう少し詳しくいうと、ラーニングというのが、単独で存在することに意味があるとあまり感じられません。ラーニングはワークかライフにフィードバックされて初めて活きるものであり、ラーニング自体が自己目的化しては本末転倒であるというのが私のスタンスです。これは、人事を離れている時期に人事関連のラーニングを重ねていた際に感じたものですが、その際の妙なもやもや感が、転職するという自分の判断にまで至っています。

で、ここ数カ月の状況として、週末がワーク100%であったり、ライフ100%であったりという日々が大半になってしまっています。自由にラーニングが入り込む余地がなかなかない…これがつらいところです。でも、ラーニングというものが独立して存在することに意味がないと考えれば、ワーク100%の日でもそのワークの中にラーニングは入り込む余地があるわけであり、ライフ100%の日であっても同様です。

何度もこのブログでは書いていますが、ワーク・ライフ・バランスというバランス思考の概念で生きていくのは難しいことであり、自己消耗的になる可能性をはらんでいます。どちらかが偏重すると、それはよくない状況なのだということになってしまいかねないからです。ワークもライフもラーニングもインテグレーションされた日々、これら3つはそれぞれ独立して存在するのではなく、渾然一体となって存在しているというのが、私のイメージです。ですから、これは仕事なの?学びなの?といった問い自体がなんら意味をなさないわけです。
ただし、ここに至るには仕事に対するスタンスが、自分の時間を組織に売っているというサラリーマンではなく、成果を顧客に売っている個人事業主的な意識に変わるということでもあるので、結構、簡単ではない話です。

なんてことを先週末のラーニングが一切立ち入れなかった日に考えていたのですが、何をやっていても脳は自分の好きなように働かせることができるわけです。脳というのは、便利でものすごい器官です。

《2011年3月2日》 三都物語出張、今日はまずは東京⇒大阪⇒京都。そして明日は、京都⇒東京⇒神戸。あいだに東京が入るのがちょっとじゃまくさいという話もありますが、人生、じゃまくさいものが大切なのです。


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