今日は朝から社内研修。
9時から18時までいろいろな部署から人が集まります。対象者はリーダー層。実際にメンバーを持って仕事の切り盛りを第一線でしている皆さんです。選択理論心理学をベースにした研修なのですが、扱うテーマはモチベーションになります。 前にも何度か書いていますが、私が個人的に定義している人事の世界の3大思考停止ワードは、「マネジメント」「リーダーシップ」「モチベーション」。これらの3つの言葉は、あまりにも座りがよいのでついつい頻繁に活用しますが、これらの言葉が出てきたらちょっと疑う必要があります。「やっぱりマネジメントの問題だよね」「彼のリーダーシップには問題があるよね」「今一番大切なのはモチベーションだね」などとしたり顔でいう人は実は何も考えていない可能性があります。これら3つの言葉でとどまらず、さらに一歩もっともっとリアルな言葉で踏み込む必要があります。 で、今日のテーマはリーダーシップと、モチベーションです。リーダーシップとはメンバーのモチベーションをマネジメントすることだともいえます(思考停止ワード究極の3連発です!)。 メンバーのモチベーションを維持・向上させるために最低限必要なことは何でしょうか。もちろんいろいろな回答があると思いますが、私はずーっとこう思っています。自分自身のモチベーションをセルフマネジメントすること、です。だいたいモチベーションの低い人から、モチベーションを高く持てなんていわれたくはありませんしね。 モチベーションのセルフコントロール、セルフマネジメントのために何をすればいいのか。これは人によって異なりますが、まずは自分のモチベーションの状態がどうであるかを的確に把握することでしょう。モチベーションは日々刻々と変化しますから。把握することができるようになると、だいたい何が起こると下がるのか、何が起こるとあがるのかがつかめてきます。そうすると自分なりの対処が少しだけ可能になります。 私にとっては「越境学習」はモチベーションのコントロールのためにとても大切な要素になっています。あと、美味しいものを食べることも同様です。ですから、どんなに忙しくてもこれらの要素のための時間は優先して確保します。それが忙しい中で仕事を回すために必要だということが自分でわかっているからです。 よく「忙しいのによくいろいろなところに顔を出しますね」、とか「忙しいのによく飲み歩いていますね」とかいわれますが、忙しいからこそ、自分の気持ちを維持するためにやっているのかもしれません。 暇になったら逆にどうなるんでしょうか。社会に出てから一瞬たりとも暇になったことがないので、この気持ちは経験的にはまだわかりません。きっと今ほどは「越境学習」に積極的には参加しなくなってしまうような気がします。 《2012年1月28日》 研修後18時から会議。結構、面白いことになりそうな、そんな感じもあったりします。来月はお休み2日だけの予定。個人的な用事も満載なので、時間の使い方と体調管理がポイントになりますね。
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