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2日が経ちましたが
2日が経ちましたが、地震被害の全貌はまだつかめていません。懸命の捜索・救援活動が続き、さまざまな支援活動も始まっています。

自分自身を振り返ると、もっとあんなことを早くできたのではないかとか、あの人に連絡をとっていなかったとか、反省することしきりです。ただ、そう感じたのであればまずはこれから何かをすることだと思っています。

被災地と比べれば比較のレベルにもなりませんが、ベイエリアの液状化現象も結構深刻でした。私の実家は舞浜ですが、住宅街のあちこちに砂泥の山ができています。地震直後から泥がわき出し、いくつかの家では塀が傾き、道路にはひびが入り、歩道のアスファルトもめくり上がり、といった状況になっています。庭中が砂泥まみれの家もありました。水道は未だに止まっており、一部ではガスも止まっています。水の配給を得るために小学校まで行って整理券をもらう必要があります。新浦安の海側のマンションでは下水道が使えなくなり、つまり自宅トイレが使えなくなっていたりしていているところもあるそうです。ディズニーランドも似たようなことが起こっているはずですから、復旧には時間がかかることと思います。液状化現象という言葉は何度も聞きましたが、このわき出た砂泥があった部分は陥没するのではないかという恐怖も残ります。ただ、舞浜では地域同士の助け合いの精神が息づいていました。

まだまだベイエリアはよいですが、ライフラインに影響が出ている地域はかなり多いようですし、その大変さは経験しなければわかりません。

夕方以降は既にネオンを消している店舗が多くなっていました。20時前には菅首相自らが国民向けメッセージを出し、計画停電の実行を明らかにしました。メッセージの中では、今回の震災を戦後最も厳しい危機だと位置付け、これを乗り越えられるかどうかは1人ひとりの日本人に問われている、私たちは過去においても平和で繁栄した社会を作り上げてきた、必ずや国民が力をあわせることでこの危機を乗り越えていくことができると確信をしている。1人ひとりがそうした覚悟をもって、しっかりと家族・友人・地域のきずなを強めて、よりよい日本を改めて作り上げようではないか、とありました。メッセージは素直に受け入れたいと思います。計画停電の影響は、経験してみなければわかりませんが、過剰対応ではなく、静かな対応が求められると思います。

いくつかマスコミでは上げ足取り的なな報道や無責任な発言もありました。日常ではそれで仕事になったのでしょうが、そういった言動は徐々に少なくなってきたように感じます。とにかく一生懸命にやっている人を攻めたり、上げ足をとったり、したり顔で批判したりすることだけはやめてほしいと思います。

新卒採用はピーク時を迎えています。明日以降、採用業務をどうするかということが企業人事にとっては1つのテーマになります。既に1週間程度の休止を宣言した会社もあります。私のいる会社は月曜日については使用予定の外部施設の安全性の問題もあり、中止・延期しました。当然、被災地に関係のある皆さんが不利を被らないような施策は考えたいと思いますが、どういう対処が良いのか思案しています。「頑張れ、東北就活生!プロジェクト」なども立ち上がっています。



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【2011/03/13 20:28】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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