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図書紹介:『カンブリア宮殿 村上龍×経済人2』(日本経済新聞社)
ご承知のとおり、テレビ東京の番組である「カンブリア宮殿」を書籍化したものです。本書では23名の経済界における様々な組織のトップが取り上げられています。実は、番組自体は本書に取り上げられている中では、キリンビールとローソンの回しか見ていません。単に時間帯が合わないだけですが(というか、最近はあらゆるテレビ番組と時間があいませんが…)。

本書は新幹線の中で読みましたが、それには最適な本だといえます。読みやすいわりに、手ごたえがあります。やはり新幹線の中では、あまり骨太すぎる本は少々つらいものがあります。特に帰りの新幹線でビールを飲みながらですと。

まず読み続けながら、JMMを購読しはじめた頃の高揚感を思い出しました。JMMは村上龍氏が編集長となり既に10年ほど続いている経済テーマのメールマガジンです。創刊当初は、結構、知る人は知っているという感じて、久しぶりに会う相手に「JMMって読んでる?」みたいなやり取りが結構ありました。それにしても、続いているのは凄いことです。

「PROFILE」「INTERVIEW」「RYU’S EYE」という3部構成で、各回は構成されており、一流の経営者の考えや歩んできたキャリアといったものがコンパクトに把握できるのが素敵ですが、最後の「RYU’S EYE」の中で村上龍がこの人に対しては、こういった切り口からこのように攻めてみよう、その結果、こんなことだった的なことが書かれているところに、なかなか興味深さを感じました。

前書きにも書かれていますが、すべてのゲストに通じる明確な共通点は、「自らの仕事に誇りを持ち、総合的に人生を楽しんでいる」ということです。そして、これは果たして、ゲストたちの成功の原因であるのか、結果であるのかは微妙だとしています。実に共感できる分析です。それが成功の原因だといってしまうと、やはり何かがずれてしまうと思うのです。
また、多くのゲストが「今の職場でとにかく全力を尽くさないと次のステージも見えてこない」といっていると整理した上で、「とにかく全力を尽くしてみる」ことは今の時代では容易ではないとしているのも、本当に同感です。素敵なキャリア論が横行しているなかで、そうは簡単じゃないよという論点は実に大事なことだと思います。

高校の授業中に「コインロッカー・ベイビーズ」を読みふけったこと、家族でサイパンに行く飛行機の中で「希望の国のエクソダス」を読みふけったこと、最後に担当する新入社員研修の合間に「半島を出よ」を読みふけったこと、いずれにしても読んだシーンとその時の自分の思いが思い浮かぶ、なぜか私にとっては不思議な方です。

カンブリア宮殿 村上龍×経済人IIカンブリア宮殿 村上龍×経済人II
(2008/02/26)
村上 龍

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※《2008年5月16日》 お昼にお客様がいらしたので、お昼は「天音」へ。昔ながらの店構えで、ほんとに胡麻油の香りに食欲がそそられます。けして、コストパフォーマンスが良いと思えませんが、人形町界隈ではずせない店の1つですかね。個人的に他にはずせないのは、「キラク」「芳味亭」「ほし」……、一杯ありますねぇ。来月から転勤で神田勤務になりますが、ちょっと寂しいです。

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