感覚の前提が違う、それが世代差
先週の土曜日に行きました慶應義塾大学SFC研究所キャリアラボのスーパービジョンからです。

2005年の調査ですが、婚姻率は5.7%、離婚率は2.08%。
結婚した人がその年に離婚するわけではないですが、乱暴にこれらの数値から婚姻者中の離婚率なるものを導きだしてみると、なんと36.5%。3人に1人は離婚してるってことでしょうか。

また、これとは別に、35歳から39歳の男性の未婚率は30.9%。5年前にはまだ25.7%でした。

果たして、5年後、10年後の日本はどうなっているのか、です。

もう1つ、まったく異なるデータ。日本は家計における貯蓄率が高い国として定評がありました。しかし、日本の家計貯蓄率は1982年に20%を超えていたものが、2009年には3%程度にまで落ち込んでいます。驚くべきことに、貯蓄をしない国民というイメージが我々にはあるアメリカ人にも、ついに抜かれてしまった低貯蓄率の国民になっているのです。

いずれも大変なデータであり、日本の将来を考えるにあたって、大変に不安を感じさせる変化です。と、私たち世代は素直に感じてしまいます。しかし、この話を大学の講義で行った花田先生の驚きは、その次にありました。こんな話を大学の授業で行い「大変なことだよね」と訴えかけたのに対して、学生の反応は「はぁ~」とか「なにがぁ~」とか「別にぃ~」とかいう雰囲気なのだそうです。

この感覚の違いが、ほんとうの世代差です。

彼らはデフレ、低金利の中で育ってきました。将来は家を買うというのが人生の目的にはなっていませんし、一人っ子であれば親の家を引き継ぐということもあるのかもしれません。また、今や貯蓄よりも投資が彼らにとっては当たり前のことなのかもしれません。

いずれにしても、この感覚差を理解して私たちは若手と接する必要があること、それでも危機は危機として伝える必要があること、また逆に我々の固定的な価値観を若手の意見によってアンラーニングしていくことによって新たな発想が生まれるかもしれないこと、この3つを強く感じた日でした。

《2011年5月23日》 広尾のパルテノペ。久しぶりでした、どうもすみません。先週も月~金しっかりと夜がありましたが、今週も同様です。しかもバラエティに富んでいる。ダブルヘッダーも多いし。


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