新卒採用に関するメモ
昨日・本日と「日本の人事部」主催のHRカンファレンスが開催されました。「リクルートワークス」が金曜日、来週が「人事プロ」とイベントのシーズンですね。私は「日本の人事部」のメンバーが好きなので、この会は可能な限り、行くようにしています。

初日は、主に新卒採用がテーマ、2日目が人材開発関連テーマといった仕切りです。初日の一番最初には、リクルート・毎コミ・日経の3社によるパネル・ディスカッションがありましたが、今日はそこからのメモの整理です。

・学生に厳しさ慣れの傾向が出ている。エントリー数減少はその影響か。

・就職難と採用難が同時進行しているともいえる。全体の約2割の12万人程度の層をあらゆる企業が奪い合っている状況。

・大手企業は震災の影響での採用減はほとんどない。震災は世界的にみれば局地的な話。競争上、投資は緩められない。日本だけで競争しているわけではないので、ある意味ではこれは当たり前。ただし、これから採用活動が本格化する中小企業は別。大幅な需要減の可能性がある。求人の5割は300人以下規模の企業であり、この影響は大きい。

・時期的な分散によって企業も学生も作戦が立てにくくなっている。判断よりもさらに決断が求められる。

・就職活動は間違いなく学生の社会化に寄与している。就職活動により外的要因にて社会化のスイッチがようやく入っているのが現実。採用広報が12月解禁になると、スイッチが入るのが遅れる。4月選考時点での学生はますます2極化する。
【⇒】本来、このスイッチは学生生活の中で自然に入るのが理想なのでしょう。それこそがキャリア教育ではないかと感じました。おそらく「優秀」と評価される学生はこのスイッチがどこかで自然に入った人たちなのでしょう。

・今までよりもスイッチが入るのが遅いと、面接の場で張りぼてが見抜きやすくなるかもしれない。学生が厚化粧をするだけの時間がなくなる。

・採用活動を通じて学生を育てるという感覚が必要。本当に優秀な上澄みの学生ばかりを獲得することは、もう無理。上澄み採用と、採用して育てる、のハイブリット的な感覚が必要になる。

・就職活動をコミュニケーションではなく、オーディションだと思っている学生が多い。
【⇒】素晴らしい整理です。面接をやっていて頻繁に感じる感覚です。オーディションはもっぱら自分がプレゼンをするだけですから、準備がしやすいんですよね。でも、コミュニケーションは相手があるその場対応の世界ですから、付け焼刃の準備はできません。就職活動の準備を一生懸命にしようとするほど、オーディション型の準備をしてしまいかねないんですよね。

・新卒採用者の先輩と後輩の間の「愛のバトンリレー」は日本企業の力の源。新卒採用という仕組みそのものが輸出されてもいいのではないか。新卒採用もジャパン・クールになる。
【⇒】感覚的にはそうだそうだといいたいのですが、今の採用活動の姿はクールがほど遠いところにありますね。

《2011年5月25日》 U理論合宿のリフレクション飲み会。が、話題は関西と名古屋と姿勢が中心に。本当に麺つゆのかわりに酢味噌でそうめんを食べるのでしょうか。


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