意味のある無駄のすすめ
2013年度新卒採用戦略会議を2度に渡って他社人事の方も交えて実施しましたが、その中に強力助っ人が1人います。キャリアアドバイザー仲間での勉強会なんかにも来ていただき、採用環境・就職環境の概要説明いただいたりしているのですが、とても贅沢なことに社内打ち合わせにわざわざご足労いただいています。しかも、最後まで飲んでいるし、凄い。

だいぶ前のブログですが、5月18日に書いた私のブログにこの方から、フェイスブックでコメントをいただきました。少し脚色をして引用します。

学生から、A社とB社の2社のインターンシップのどちらが良さそうか?という相談を受けたとのことです。相談をしにきた学生のいうには、「どっちの方が就職に対して費用対効果が良いですか?」。

即効的な効率を第一義にした質問です。ある意味、凄いとも思うのですが、この方の言葉を借りると「成長という過程においては、一見効率的でない回り道が、本当の意味での成長につながる事が多いと考えていますが、消費者として訓練されすぎている彼らに、それを理解してもらうのは、本当に難しいと実感しています」。まさにそのとおりだと思います。また、過酷にみえる就職活動のイメージがさらにそれを助長しているのかもしれません。

一昨年、SFCからインターンシップにきた3年生が最後のまとめの際にとても印象的なことを言っていました。言葉そのものは違うと思いますが、おおよそ以下のような話です。

「できるだけ無駄のない学生生活を過ごそうとしてきた。でも、インターンシップに行って、会社の皆さんから無駄の大切さを学んだ」。

そう、累々とつみあがった無駄の先に成長があるのです。そこでは費用対効果という言葉は意味を持ちません。もちろん、意味のある無駄と、意味のない無駄があることに、しばらくして気づかなければなりませんが、無駄に価値があることを忘れてはいけません。

大学生活の4年間をモラトリアムとして悪くいう人もいます。でも、このモラトリアムが意味のある無駄につながっていれば、それはそれで素晴らしいことだと思います。人生で4年間のモラトリアムを得ることができる時期は極めて限られています。4年間も意味のある無駄に費やせることも限られています。

大学生は生活の中で、新入社員は仕事の中で、是非、あとから振り向いてみると意味があったなぁと思える無駄を過ごして欲しいと思います。




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【2011/06/16 23:58】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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