新卒採用担当者は、学生を育てるのも仕事
日本の今の新卒採用に意義を唱え、新たな手法をビジネスベースで確立させようと尽力されている方にお会いしました。基本的な前提はまったく同感なのですが、最後まで違和感をぬぐい得なかったところがあります。

基本的なコンセプトは「青田買い」です。優秀な学生を囲い込み、早期に企業との濃密なコンタクトの機会を提供することにより、ミスマッチを回避するとともに、企業としてはマス採用では採れない層の採用ができる、というのが基本的な考え方で、それはそれでとても一理あります。

翌日になって違和感の素がわかりました。

採用担当者の会で「5時間会」というのがあります。先日も40名くらいが集ってあれこれと語らいました。この会の名前は最初に集った仲間のうち、一番長い時間、新卒採用面接をやった人の記録が「5時間」だったというところからきます。1人の学生に対してですよ。けして暇ではない採用担当者がなぜ「5時間」も面接をするのでしょうか。私は背景を聞いたわけではないので想像ですが、もちろん自社に引き込みたいという思いも強くあるでしょうが、新卒採用担当者には誰しも応募者に思い入れを持ち、思い入れをもった応募者を育てたいという欲求があるのではないでしょうか。

私も今の日本の新卒採用の現状には憂慮しています。でも、心ある多くの新卒採用担当者は、自社に来る来ないを問わず、応募者に真剣に対峙して、応募者を育てているはずです。そして、それこそが新卒採用担当者の大切なメンタリティなのではないかと思うのです。

その観点からすると、冒頭で話した新たな取り組みに学生を育てようという観点があまり感じられなかったのだと思います。

でも、新しい取り組みは大切です。少しズレは感じならも、応援していきたいとは思っています。

《2011年6月24日》 大阪で13名の新卒最終面接。深酒の翌日ということもあり、なかなか疲れるものです。こちらも真剣ですからね。


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