大阪での新卒採用選考で考えたこと…
本日は大阪にて、新卒最終面接と内定者の面談。

常に人事部では聖域なきコスト削減を推進していますが、今までは最終面接をすべて東京でやっていたものを見直すこととしました。最終選考だけは旅費を学生に支給していたのですが、結構な費用になります。で、関西の学生については、私ともう1人が大阪にいって最終面接をすることに。1日で10名の面接をやれば、10名分の旅費が2人分ですみますからコストは5分の1に。ただ、学生にとっては最後まで本社を見ずに就職先を決めることになるのですが、その分逆に徹底的にリアルな話をしてあげればいいと割り切りました。まあ、大阪のオフィスを見るだけでも雰囲気はわかるはずですし。

で、今日は朝から夕方まで最終面接と、既に関西在住で内定を出した学生の個別面談をずーっとやりました。その合間にも結構な仕事を東京と連携でやっていましたが。

内定を出した学生との面談で、やはり内定を獲得できたある大手企業との間でどちらに行くか悩んでいる子がいました。細かいことは書けませんが、そういった学生に期限を切って無理に決めさせることは絶対にしてはいけません。あくまでも、自分の決断できめさせるのです。さらには自分でいつまでに決めるかも考えさせるのです。

もちろん内定を出した学生ですから、とても来て欲しいわけです。でも、無理に決めさせて入社させても、お互いが幸せになれるわけではありません。どこの会社も同じですが、仕事を始めたらつらいこと、しんどいこと、辞めてしまいたいと思うことが絶対にあります。そんな時、無理に就職先を決めさせられたなんて思いが微塵でも残っていたら、それが自分の逃げ道になってしまい、困難と真正面から闘えなくなってしまいます。それは当社に入社しても、向こうの会社に入社しても同じことです。のちのちの逃げ道をなくすためにも、徹底的に自分の力での決断を促す必要があるわけです。そして、それが当然にできると思った人にしか内定は出しません。社会へのスタートを他人に決めてもらってはいけません。私には内定拘束をする企業の採用担当者の神経が理解できません。どのような職業倫理をもって人事・採用の仕事をしているのでしょうか。目標採用数の確保をコミットしているのはわかりますが、どこかで目的がすりかえられてはいないでしょうか。

内定を断ってきた学生がいても、それはそれでとてもすがすがしいものです。そして、自社にとってはリスクが1つ減ったと思ってもいいのかもしれません。無理やりその学生を入社させても、お互いに不幸になった可能性もあるのです。そして大切なことは、そんなスタンスを熱く語る当社に対しては、仮に就職先としては別の企業を選択したとしても、ずっと1人の生活者としてファンになってくれることと思っています。

けしてこれは綺麗ごとではなく、ポリシーです。人事の専門家、1人のキャリアカウンセラーとしての。そして、会社にとっても結局はメリットがあると信じています。

《2011年7月21日》 朝はマック、昼はお好み焼き「きじ」、夜は「松葉」と新梅田食堂街で3食食べました。思い出してみると、昨日の二次会も2階の土佐料理やでした。ニュー新橋ビルをしのぐ素敵なところです。


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