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丸の内界隈のあやしい人たちからのお誕生日メッセージ
今日は朝から世界の事務局Hさんの誕生日です。「朝から」というのは、朝起きたら10分に渡るお誕生日おめでとうムービーが届けられていたからです。

何のことだかわからないと思いますが、自称「丸の内界隈のあやしい人たち」、つまり慶應丸の内シティキャンパス「ラーニングイノベーション論」卒業生・現役生の有志がメッセージを寄せあって、それをいつものあの方がムービーにしあげて、メッセージとして届けたんですね。びっくりしました。やるなぁ。

で、お届け先はというと、第1期から事務局をつとめられているHさん。私にとっては、7年前に花田先生の「キャリアアドバイザー養成講座」を受講してからのお付き合いですが、私がいうのも何ですが、常にご自身も成長され、そして多くのコミュニティを創られてきました。

中原淳先生のメッセージからの言葉を借りますが、「事務局」の概念を単なる「アドミ」から「プログラムのコーディネーター」へ、そして「コミュニティ・ビルダー」へと進化させてこられた方だと思います。一度、「ラーニングイノベーション論」を知ったメンバーが参加する講座の事務局は、期待レベルが上がってしまい大変でしょう。

それにしても「コミュニティ・ビルダー」でもある事務局は、講座の本質を変えるパワーを持ちます。おおげさにいうと講座にきた人の人生を変えるパワーを持ちます。

長岡先生のメッセージには『ステージと客席を分断する境界線を消し去り、観客をステージに、役者を座席へと誘う。そして、制度に支配された「劇場」が解体され越境者たちの集う「学びのサードプレイス」が出現する』と、長岡先生のお顔が浮かぶような内容がありましたが、まさにこの感覚です。その瞬間に、私たちは受講生としての立場から脱皮することができています。

講座の紹介を受けた際に、その豪華な講師陣の顔ぶれではなくHさんからの「かけがいのない人の繋がりができますよ」という一言にいざなわれたというメッセージを寄せられた方もいました。そして「かけがいのない人の繋がり」をまったく前面にしゃしゃり出ることなく、がっちりとプロデュースされているのが事務局です。Hさん自身がいざなうから、この言葉には魔力があったのだと思います。

先日、たまたま関西出張で日曜日に前泊した際に、京都で人事の仲間が集まってくれて飲んだのですが、その会の接着剤役をしていただいたのは、関西地区でJMAが主催して、花田先生・高橋先生らが中心となっている講座の事務局の方でした。やはり、慶應丸の内同様に、卒業生が集う場が恒常的にあり、そして「コミュニティ・ビルダー」としての事務局Tさんがいるのです。HさんもTさんも、最初は花田先生の事務局で相当に鍛えられたというのも共通項のような気もします(?)。

以前にとある出版社の方と飲んだ際に聞いた話です。

世の中には埋もれているが1冊・2冊ならば素晴らしい本を書ける人がたくさんいる。ただ、その人だけの力ではなかなか本にはならない。編集者の仕事はそんな人を発掘して、本にまで仕上げること。いずれ、著者ではなく、編集者の名前で本を選ぶ時代が来てもおかしくないと思っている。

ちょっと本質部分は異なりますが、事務局の話を考える際にいつも思い出す話です。講座を講師の名前ではなく、事務局の名前で選ぶ時代が本当にくるかもしれません。Hさんが事務局をする講座だったら、クオリティは安心できるし、アフターも楽しそうだから受けてみたい!てな軽いのりの感じでしょうか。

コミュニティは創るよりも維持する方が大変です。そして、事務局という仕事がら、毎年当然のように維持するべきコミュニティの数は増えていきます。そこで「維持」が自己目的化すると、これは面白いことがたぶんできなくなります。また、受講終了後のコミュニティへの関与は、もう仕事ではありませんから、事務局自身も楽しめないとなかなか続かないのではないかと思います。
ですから、講座が終了した時点から、私たち受講生も事務局の一員です。Hさんにも楽しんでもらえるような企画をかわるがわる繰り出すのが、素敵な場を構築してくれた「世界の事務局」へできる恩返しです。

そんな思いを皆がもっているから、こんなあったかいメッセージ映像ができるんですね。

《2011年7月23日》 気づいたら今週はラーメンを1杯しか食べていなかったので、昼も夜もラーメン。昼は目黒の田丸、夜は大島のりんすず食堂。


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