通称「丸の内界隈の怪しい人たち」仲間で、慶應丸の内シティキャンパス主催「ラーニングイノベーション論」2期生に、とても姿勢に厳しい方がいます。1期生である私と高田さんは、常に注意を受け、その場では背筋がピンと改善するのですが、なかなか根本的には変わるにいたりません。で、その姿勢に厳しい方が、広尾の女子大で大学生向けに話をしたということをフェイスブックで共有化してくれていました。
「職業社会学」なる授業で、ばっちり語ったようです。格好いい。詳細のレポートをしてくださっているのですが、その中で実に印象的にフレーズがありました。 『彼女たちの周りには「就活」の情報は、デマも含めてたくさんあるけど、就職後の情報はほとんどないわけです』 そうそう、それです、いつも感じるのは。だから、仕事への期待とか、仕事を楽しもうというポジティブな感覚が出てこないのも無理はありません。 『「働く」は楽しいことだし、「働く」でたくさんの喜びを得られるから、早い段階でキャリアの選択肢を狭めないで。』と姿勢に厳しい方は続けていましたが、まさにそのとおりです。 で、同じことを感じている社会人が実に大勢いるんです。この1~2カ月だけでも、学生に対して社会人の立場から何かができないだろうかという思いで立ち上げたフェイスブックのグループが5つもあります。それぞれ立ち上げ人は別々の方ですが、思いには強い共通性があります。 何となく、時代が変わる時ってこういう前触れがあるように思います。小さなうねりが各地に自発的にでき、それらが相互作用しながら気づいてみたら、大きな流れが変わっていく、そんな前触れが2011年の夏のような気がします。今のスタイルの新卒一括採用活動が世界に誇れる日本のモデルだと断言できる採用担当者はおそらくいないのではないかと思います。ただ、そんな問題意識がこれまではなかなかうねりになることはありませんでしたが、この夏を契機に少し何かが変わりそうな雰囲気を感じています。 そして、その後押しをしているのが、ソーシャル・ネットワークとリアルなネットワークの融合にゆる活動です。 私たちは日々、仕事にリアルにあたりながら、常にもっと良くもっと素敵にと、前を向いています。もちろん時には後ろを向いて仕事をしなければならないとき、泣きたくなるような時、1人で酒を飲みたくなるような時もあります。でも、それでも日々は続きます。いくつになっても、まだまだ次を考えています。仕事はこなすものではなく、つなぐもの、つぐむものです。そんなことを上手に伝えることができれば、働くことに期待感が持てるでしょうし、就職活動の意味づけも変わってくるのではないかと思います。 姿勢には気をつけます! 《2011年7月25日》 赤坂にてタレ部会。ニッポン放送の放送収録はあるや、TBSの方はいるやでしたが、「古典酒場」の倉島編集長と飲めたのが何よりの喜びです。年内に次号は出ないとの話でしたが、濃縮された次号が楽しみです。 ![]() ![]() ![]() ↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
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ありがとうございました
とても楽しいタレ部会でした。ご一緒できて光栄でした。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!
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