「仕事にはつながりがあるんだってことが…」
ちょっとテーマ的には昨日の続きになります。

以前に書いたとおり、この7月の週末を3日投資して、デジタル・ストーリー・テリング「キャリアの風景」というワークショップに参加しました。そして、投資したかいが実にあった3日間でした。

1960年代生まれの社会人4名が、それぞれのキャリアを語り、それを4分程度の映像作品に仕上げます。スクリプトを作り、ナレーションを入れ、写真を選択し、写真を処理し、テロップを入れ、音楽や効果音を加え、…といったプロセスで映像作品ができていきます。

MACのファイナル・カット(だったかな)というソフトを活用して、映像作品を作ります。ズームをしたり、フェイドインをかけたりとか、いろいろと画像の処理をするのですが、当然ですがまともにソフトを扱うことができない私たち1人ひとりに学生が担当でついてくれます。青山学院大学でこの手のことを学んでいる学部生です。

学生と二人三脚というか、技術的には頼りきりで作業は進みます。

で、当たり前のことなのですが、当然あれこれと学生に語りながら作業は進むのです。このときはこんな気分だったから、こういう感じの画像処理にしたいなぁとか、いろいろ語るのです。そうしないと進まないので。今回は「キャリアの風景」というタイトルで、私たち社会人側がキャリアを振り返り、考える場であったのですが、実はこのプロセスを経て、学生の側にも良質の「キャリア教育」の機会になっていたのではないかということを後で感じました。結果的なのかもしれませんが、これはすごい手法です。

中原淳先生がツイッターで引用していた学生の言葉です。

「仕事はひとつひとつわかれていて、それをこなすことなんだ、と思っていたけれど、つながりがあるんだってことがわかりました」

1960年代生まれの社会人の4名すべてが、これまでのキャリアを連続的なものとして表現し、さらにはまだまだこれから果てしなく続けるんだという思いを持っているということが、学生には伝わったはずです。そんな小さなことが、何か少しでも学生の職業観、仕事観にゆさぶりをかけたのであれば、嬉しい副次的効果です。

私たち社会人が、説教にならず、教訓にならず、淡々と自分の来た道を語ることが、彼ら彼女らにとっては何か意味をつむぐのではないでしょうか。そんなことを思った次第です。

《2011年7月26日》 なかなか仕事が直線で進まないですが、だから大間違いしないということもありますよねぇ。



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