ギャップに悲鳴を上げている社会?
渡辺憲司氏の著書「時に海を見よ」からの引用ですが、日本青少年研究所の高校生の生活意識調査(2011年2月発表)による日本・アメリカ・中国・韓国の高校生のアンケート結果だそうです。

「私は価値のある人間だと思う」
日本:7.5%/アメリカ:57.2%/中国:42.2%/韓国20.2%

「自分を肯定的に評価するほう」
日本:6.2%/アメリカ:41.2%/中国:38.0%/韓国18.9%

「私は自分に満足している」
日本:3.9%/アメリカ:41.6%/中国:21.9%/韓国14.9%

「自分は優秀だと思う」
日本:4.3%/アメリカ:58.3%/中国:25.7%/韓国10.3%

2011年版の原典にはあたれなかったので数字のマジック等があるかどうかはわかりませんが、寂しい結果であることは間違いありません。

でも、私たちが高校生の頃に調査をしたら、どんな結果だったのでしょうか。実はそんなに違いがなかった可能性もあります。私たちも別に自分が優秀だと思ったり、自分に満足していたりはけしてしていなかったように思います。また、価値ある人間かと聞かれると、照れもあって素直にyesとはいえた人はあまりいなかったでしょう。
でも、漠然とした未来への期待感というものはありました。オイルショックを子供の頃に経験はしたものの、見事にそれを乗り切った日本において、たぶん明日は今日よりも素晴らしいんじゃないかという漠然とした思いがありました。
あの頃の未来は今よりも固定的なものであり、世の中も多様性に乏しいものでした。そこそこの大学を出た人であれば、最初に入った会社にずっとつとめるのがまだ常識でした。野球といえば大半が当たり前のように巨人ファンでした。誰もがキャンディーズの引退に泣き、ピンクレディを踊れました。

未来を選ばなきゃいけなかったり、個性を発揮しなければならないことは、結構ストレスフルです。もちろん未来を選択できることや、個性を発揮してそれを活かせることは良いことであり、1段階社会が高いステップにあがったことを意味します。ただ、日本の中のもろもろのものが同時に次のステップに上がれていない、既得権益により上がることをはばんでいる人たちがいる、このギャップに悲鳴を上げている実態が、このアンケートの結果の背景にあるように感じられます。

最初に書こうと思っていた内容とまったく違う内容になりました。
言葉を紡ぐことって面白いものです。

《2011年8月22日》 ここんところケーススタディの宝庫です。


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