グループワークを意識し過ぎる……
先月、学内で4日間の「ワークショップ」を一緒にやらせていただいた大学のキャリアセンターの方が、振り返りミーティングで来社されました。

この「ワークショップ」では、私のいる会社がテーマを出して「グループワーク」をしながら課題に学生が主体的に取り組んでいくというものです。夏休みのさなかであるにもかかわらず、また単位認定される講座ではないにもかかわらず、定員を超えた32名もの学生の皆さんが受講してくださいました。

事前の参加理由アンケート、当日のやりとり(懇親会でのやりとりも含む)、今日見せていただいた終了時アンケートをみていたりすると、いろいろなことに気づきます。そして、いろいろな驚きがあります。

これは学校による差も大きいのかもしれませんが、「グループワーク」という言葉に過敏反応している学生が実に多いのです。いまや「グループワーク」は「エントリーシート」と並んで就職活動の登竜門になっています。「グループワーク」という得体の知れないものを通過しない限り、面接にこぎつけない会社も少なくないでしょう。そもそも、これがどんなものなのかイメージがつかない学生もどうも多いようです。

「グループワーク」を経験したことがないという学生が多くいました。「就職活動を前にして、グループワークを早くから経験してみたくて今回のワークショップに申し込んだ」といった参加動機の人も結構いたりしました。20歳過ぎまで「グループワーク」を経験したことがないってありえるのでしょうか。昔よりも少なくなったとはいわれていますが、小学校から高校にいたるまで、何らかの「グループワーク」は何度も経験しているはずです。「班活動」だって立派な「グループワーク」です。大学でゼミもサークルもバイトもやっていないと確かに「グループワーク」の経験はできないでしょうが、「グループワーク」をやってきたことに気づかない学生も多いのかもしれません。また、就職活動の一部に「グループワーク」が位置づけられてしまうと何か異質なものに見えてしまい、日常生活でやってきたことと切り離して考えてしまうのかもしれせん。ここは日常生活の意味づけで少し改善できそうな部分です。

「グループワーク」でいえば、これを普通の授業でどうして取り込まないの?というのは、多くの実務家の素朴な疑問です。もちろんすでに大きく取り込んでいる大学もあります。ただ「グループワーク」を経験させるためにわざわざキャリアゼミのようなものを立ち上げている大学も少なくありません。別にテーマはキャリアである必要などないのです。法律も会計もマーケティングも、その授業に「グループワーク」の要素を取り入れることはできますし、それだけでずい分と学生も成長の機会が得られるのではないかと思います。

ちょっと当たり前すぎる話を書きました。

《2011年9月5日》 やれやれ、同時にやらねばならないことがあれこれとあります。気持ちにはゆとりを持って。ただ、ほんとの直前まで何をとるかをきめにくいのが難しいところで、ついつい不義理をしてしまうこともあります。今日も3つほど不義理をしました。


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