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物語がリアルに価値観を伝える
トヨタ自動車がリクルートに使用しているDVDを見る機会がありました。素直にとても感動しました。DVDの内容の中心は、ある日の物語です。

トヨタ自動車のアメリカ初の製造拠点での真冬のある日の物語です(場所は忘れました)。その日は猛吹雪で、夕方になるにつれてさらに吹雪は強まり、日本人駐在員の幹部たちはこれでは夜勤のアメリカ人社員がとてもではないが出社してこないだろうから、夜の操業は停止せざるを得ないか…と覚悟していました。

ところが、昼勤時間が終了して夜勤時間に入っても、工場はきちんと稼動しています。現場をみてみると、昼勤の社員達が皆、自主的に残って作業を続けており、「こんな吹雪で工場を止めるわけにはいかないから、夜勤の奴らがこれるまで俺達がとにかく工場をまわし続けるよ。これがトヨタのやり方だろ」と涼しい顔をしていうのです。
そしてしばらく後、事務所の窓から外をみた工場幹部の目には、さらに奇跡的な光景が飛び込んできます。数メートル先の視界もおぼつかない猛吹雪の中、工場を目指して出勤しようとしている夜勤の社員達の車の列がゆっくりとではありますが着実に暗闇の中を近づいており、ヘッドライトの灯りが吹雪の中で川のように連なっているのです。

私の文章力ではなかなか感動が伝わらないと思いますが、映像と音楽をともなって、この話を聞くと何ともじ~んとくるものがあります。そして物語のあとに、過去のトヨタ自動車の経営者達が残した経営や仕事に対する金言がフェード・イン&アウトして、面々とトヨタ自動車が引継いできた理念であるとか思想であるとか価値観であるとか、トヨタ自動車が大事にしていること、が学生に伝わる仕掛けになっています。

このDVDがなぜ人の心を打つのか。
それは物語によってトヨタ自動車の理念を語っているからです。社長が出てきてとうとうと熱く語っても、おそらくこのインパクトはありません。物語が語る重要性ってあるんじゃないでしょうか。

そんなことを思っていたときにたまたま「感じるマネジメント」という本を読みました。価値観を伝えるのに、いかに物語が有効かということがしっかりと説明されていました。読んだタイミングに不思議さを感じました。

この書籍については、改めて落ち着いて扱いたいと思います。

感じるマネジメント感じるマネジメント
(2007/04/20)
リクルートHCソリューショングループ

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※《2008年6月3日》 本日は引き継ぎまわりで8時45分熊谷スタート。雨の引継まわりは嫌ですねぇ。ひょんなことから、昼食を2回食べる羽目になり、苦しかったです。

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コメント
こんばんは!

本当ですね♪
物語の力は本当にすごいと思います!

物語になっているだけで
読み手はいろいろと引き込まれますものね♪

応援ぽちっと!
【2008/06/04 22:44】 URL | アナタを180倍ハッピーにするぱぱ☆きんぐ #-[ 編集] | page top↑
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