今日は昭和記念公園にて、お好み焼き教室。私は大幅遅刻でろくに仕事もせずにあれやこれやと人と話していただけのようなものでしたが。
久しぶりに佐竹さんのレクチャーを聞いていましたが、美味しいお好み焼き作りには「空気」が大切です。ボウルに1枚分の生地を用意して(何枚分もを大きなボウルに用意するのはご法度です)、卵を割り入れて、空気を抱き込むように生地を混ぜます。混ぜるというよりも、生地を返す感じでしょうか。ラーメン二郎のもやしの奥底から麺をとりだす天地返しに近いものがあります。このプロセスにより生地は「空気」を抱き込みます。そして、外はカリっと中はフワッとした食感ができあがります。そう、食感の立役者は「空気」なのです。これはお好み焼きだけでなく、スポンジケーキやナポリピッツァなどでも同様です。 暗い空気が流れる、空気を読めない、など対人関係でも「空気」という言葉が使われます。お好み焼きなどで何もない「空気」という存在が、食感を味を決めるように、人と人の間にある「空気」は実に大切な役割を果たします。そして良い「空気」を上手に抱き込むことは、人間関係、組織作りにはとても大切なことです。お好み焼きでは生地をペンペンと何度も抑えると「空気」がつぶれてしまい、良い食感のものが作れません。組織もおんなじような気がしますね。ペンペンと抑え過ぎないで、いかに「空気」を抱き込むか。これが職場でダイアローグが求められたり、【ちゑや】的なものが求められたりしてる背景のように思います。 《2011年11月13日》 昨日17時間飲んでいた後遺症で頭がさえません。今週はかなり業務的にハードな週になるのですが、頑張るしかないですね。
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