グローバル人材の早期選抜は家庭崩壊を回避する?
3日間ほど続けて「グローバルビジネスで通用するリーダーを育てる」というIMDの高津日本代表のお話からのネタを整理していますが、最後にもう1日いきます。

ネスレ社の幹部のキャリアの例をうかがいましたが、それはもう激しいもので、20代のうちから数年毎に世界各国を異動して動いています。日本企業でも2~3年の周期で転勤をさせるような企業・職種もありますが、まさにそれがグローバルに行われています。

そこで、出てくる当然の疑問は「家庭は崩壊しないのか」です。

会のメンバーが経験したアメリカ系の外資系日本法人に赴任していたアメリカ人の多くは(たまたまかもしれませんが)家庭はかなり崩壊状態だったとか。果たしてどうなのでしょうか。でも、以外と家庭は崩壊していないそうです。欧州企業とアメリカ企業の差なのかどうかよくわかりませんが、最大の理由は、そもそもそのような生活を過ごすことを前提として伴侶を選び、そういった適性のある伴侶と一緒になると推察されていました。また、それが困難な人は、途中から国内畑のレールに移るようです。100%すべての社員がこのような生活をしているわけではなく、そこには明確な2つのレールがあるようです。

翻って日本企業ですが、今まではあまりそのような明確なことはしてきませんでした。逆に30歳や40歳を過ぎてからいきなり海外赴任を命じられ、心の準備も十分にできないままに家族で赴任(もしくは単身赴任)、うまくいけばめっけものだけど、一定の確率であまりハッピーではない生活に陥る人はいる……なんてことをやっているところがこれまでは多いのではないでしょうか。
日本でもネスレのグローバル要員のような生活をしている人がいますが、それは外交官です。外交官になる人は、数年毎に世界中を転勤することは当然のこととしてとらえ、伴侶選びにもそれは影響しているはずです。

グローバル人材の早期選抜が必要であるという考え方は、実はこんなところにも根っこがあるようです。

《2011年11月25日》 昨日、昔のメンバーから急に連絡があり、やりたい仕事で内定がもらえたとのこと。もう7年前くらいになると思いますが、派遣スタッフとして頑張ってくれていたメンバーです。派遣スタッフとして数年間だけ一緒に働いた元メンバーが、正社員として人事の仕事を見つけるのは、ものすごくうれしいことです。
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【2011/11/25 23:45】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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