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人員構成のいびつという考え方をやめよう
昨日のHITO総合研究所のセミナーは本当に面白かったのですが、とにかくバイオ・ラッド・ラボラトリーの鈴木社長が魅力的でした。

たくさん素敵なお話があったのですが、その中から「人員構成」について。

「人員構成のいびつという考え方をやめよう」という提言です。

採用氷河期に採用を凍結したがために、ある年代層が極端に少なくなり、人員構成がいびつになってしまっています。なんて話は聞きますね。でも、それって何に対していびつなのでしょうか。これはいうまでもなく、ピラミッド型の人員構成が理想的に成り立っていた時代の幻想です。入社5年目には中堅社員研修に呼ばれ、30歳になると課長補佐の名刺を持つことができ、40歳くらいで課長になる、などといった予定調和の人事管理が牧歌的に成り立っていた時代の幻想です。

そもそも年齢ごと、年次ごとに共通した期待役割という大きな幻想の上にこれは成り立っています。能力も特性も違う社員に対して、年齢や年次といういい加減な基準で期待役割を決めるなんてことが論理的なわけがありません。少なくとも、成果主義とか実力主義とか能力主義とかいう言葉を使うのであれば、人員構成は意識する必要がないはずです。25歳でも50歳でも同じ仕事をやっていいはずですし、結果的に給与も同等になります。これをしたくないという暗黙の願いが「人員構成を大切にする人事管理」ににじみ出ています。

おそらくそういう会社って、日本には半々存在している男女比という人員構成が大きく崩れているのに、そっちの人員構成はあまり気にしない会社のような気がします。

でも、鈴木社長はけしてこのあたりの話を批判的にいうのではなく、「人員構成という考え方をやめると肩がこらなくなるよ」と表現されていました。素敵ですよね、こういう物言いの仕方。大人です。

《2011年11月29日》 クイックな対応が一番のサービス。もたもたしていると簡単なことも難しくなる。私たちの仕事はそんな仕事です。





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【2011/11/29 23:55】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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