プロソル発表会in浅草
CDCというキャリア関係の企業横断的な勉強会&活動体をもう10年近くやっています。毎年、いろいろなテーマを掲げて活動していますが、今年は プロジェクト型ラーニングを用いた学生支援をやりました。「プロソル」というタイトルで、半年に渡ってほぼ月に1回実施したのですが、本日は都立産業貿易センター台東館にて、学生からの最終発表会です。

初回は問題解決手法について学び、ブレストなども経験し、といったあたりから始まり(このあたり企業内でやっているプロが集まっているので題材には事欠きません)、企業メンバーのキャリアトーク(さまざまなメンバーがいるので、これも事欠きません)等もはさみ、それぞれが興味を持つテーマを決めて、それに取り組んできました。

で、今日は他人史を軸にした3つの発表です。

発表① 《イクメン ~子育てをする、という決断》

社会でも取り上げられ、政府自体もテーマにしているので、興味を持ったといいます。保育園にいって、イクメンっぽい人を待ち伏せてインタビューしようともしたようですが(かなり怪しい行動ですね)、なかなか時間をとってもらえず、結果的にはCDCメンバーから紹介をしてもらった人にインタビューをしています。犠牲にしているものと、得られるものという切り口がなかなか面白く感じました。また、インタビューの中で、必ずしもイクメンだけにとどまらず、その方の生き方全体を感じ取ったところがいい感じです。分担関係、準備に関してもこなれていました。最後に学生からの感想として、インタビューを通じて「元気付けられた」とコメントしていました。語りで学生を元気付けられる社会人って、素晴らしいです。

発表② 《他人史発表 恩田英子氏》

「体力づくり元気げんき会」の恩田英子代表にインタビューし、他人史を整理してくれました。ご年齢は70歳とのことですが、まったく年齢を感じさせない方のようです。恩田氏のインタビューの中で印象に残った言葉をつづるという手法により、他人史をたどります。言葉の力を感じます。また、話の中でリアルなエピソードを織り交ぜてくれるので、聞く方も引き込まれます。私は始めてお名前を聞いた方ですが、一度、是非お会いしたいと聞いている人が全員感じたと思います。学生が一番、心に置き続けたいと思った言葉は、「穴に落ちたら下じゃなくて、横に堀り進めなさい」だといっていましたが、実に共感できます。恩田氏にとって仕事とは何ですか、との問には恩田氏はこう答えたとのことです。「自分が楽しみながら、人に喜ばれるように、人の役に立つこと」。「70歳だけど、この人は年寄りではない」そう学生はいっていました。そんな高齢社会人になりたいですね。

発表③ 《書籍編集者インタビュー 久保田氏》

育児をしながら、働く場を変えつつ編集者を続けてきた方にインタビューをしました。まずは話を聞きたいインタビュアーを探すまでが1つの苦労です。いろいろなツテを探すのですが、なかなかうまくいきません。チームの2人ともに、編集という仕事に憧れがあり、編集者で女性で仕事とプライベートの両立ができている人の話を聞いてみたいという括りで人を探してきました。こちらも最終的には社会人チームから紹介をしてあげたのですが、そこまでのプロセスが学びですね。メールでご挨拶してスケジュールを調整してというプロセスも同様です。忙しい中で、プライベートの時間を作る「術」、これは私たちも実に興味のある話です。


メンバーからの質問は、発表の内容に半分、発表までたどり着いたプロセスやその際の考え方・感じ方について半分という感じで、さらには今後に結びつけようという投げかけも豊富でした。さすがですね。 今回は3チームともにインタビューされた人がすべて実に魅力的な方であり、我々にも学びがたくさんありました。

そもそも私たちCDCは、学生時代の経験、学生時代の過ごし方によって、学生の成長は大きく変わるといった経験学習理論を前提にして、社会人としてどんなことを学生に提供できると、彼らの成長に寄与することができるのかというテーマを追いかけているグループです。今年はある意味では、フィールドでの実践をやってきたということになりますが、今回の一連の流れをどう整理・総括して今後の活動につなげていくかは次の課題です。

そして、何よりも今日感じたのは、大人は徹底的に前向きに生きるべきだということです。彼ら彼女らがインタビューした3人ともに実に前向きな人です。その心持ちが学生に実にプラスの作用を与えます。彼らが未来に期待を持てるかどうかに日本の将来はかかっています。大人が元気であること、大人が前向きであること、これが私たちが次の世代にできる一番のことなのです。

終了後は、昼の浅草で打ち上げです。


《2011年12月18日》地元飲みとはいえ、日曜日の21時スタートの飲み会を入れるというのは、攻撃的な発想ですね。





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【2011/12/18 23:34】 | キャリア~学生・就職・採用 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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