さえぎらない、批判しない、判断しない
カタリバはご存知でしょうか。

土曜日のキャリアデザイン学会でカタリバの今村代表のお話を初めて直接うかがいました。なかなかお話を伺う機会をこれまで得られなかったのですが、実際に伺ってみると思っていたよりもさらに強く気持ちの入った取り組みをされていたことに感動を覚え、すっかりカタリバ支持者になりました。終了後、学会の担当者数名と今村さんを囲んでビールでプチプチ打ち上げもやりました。何か役立ちたいです。

カタリバは高校生に対して、斜め上の立場である大学生との「語りの場」を提供する仕組みであり、組織化された4000名ほどの大学生に大変にパワーをかけた準備を提供した上で、綿密なマッチング作業の果てに本番の場を作ります。

カタリバの基本スタンスは《相手の話を「聴く」》ことです。

ここでの「聴く」には3つの要素が最低限求められます。

①さえぎらない、②批判しない、③判断しない

いわゆる傾聴の姿勢です。斜め上の関係といえば、社会ではメンター関係がこれにあたりますね。そこではおそらくもう少し踏み込んだ対応が求められるのかもしれません。しかし、カタリバではこれを徹底します。

私たち社会人が大学生のキャリア支援を個人のレベルでやる例は増えています。でも、この3つを徹底するのは容易ではありません。①・②はそこそこできても、③なんかはつい踏み込んでしまいます。「判断する」というのは仕事のもっとも基本的な要素です。そしてすばやく適切な判断ができる人は「仕事ができる奴」と一般的にいわれます。私たちビジネスパーソンにはこれが染み付いているんですね。

社会人のアプローチの場合、判断もありなのかもしれませんが、これを排除した場も試してみたいものです。学生支援といいつつ、気持ちよく社会人が自らの話をするだけにとどまってしまっているパターンもあります。それはそれで先輩の事例の伝達としては、ありなのかもしれませんが、「聴く」とセットでそれがある必要があるように思います。逆にセットが必要がない人は、支援も必要でない人なのかもしれません。

《2012年2月7日》 7時から会議でしたが、帰宅は25時過ぎ。またまた業務で大遅刻ですが、本日は人事ネットワーク「5時間会」の飲み会。新宿三丁目が似合う会です。

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