人事の仕事の2つの軸
私は営業4割、人事6割というのが、これまでのキャリアです。それなりに2軸を持って仕事をやってこれたことは幸せだと思います。

今は人事の仕事をしています。人事という仕事にも2つの軸が求められます。

人事という職能役割を担うために雇用されているわけですから、その分野におけるそれなりのプロフェッショナルでなければなりません。これは当然のことです。他社にいる人事の人には負けないだけのプロフェッショナリズムが求められて当然のことです。

ただ、人事という分野のプロであるだけでは、役に立ちません。所属している企業のビジネスモデルを熟知し、現場感情をよく理解し、どのような人材がいるのかをきちんと鳥瞰して、初めてそれなりに仕事ができるといえるでしょう。

この2軸を満たして初めて、まともな人事担当者になります。内部ローテーション型の企業の人に関しては、後者は自然とマスタできているものの、ローテーションでの異動が頻繁になると前者が担保されにくいという傾向があります。逆に、外部調達型の企業の人事の人は、おおむね前者をクリアした人を採用しますが、後者が習得できるかどうかで、その人が機能するかどうかが決まります。

超大手企業の中には、縦割り的にローテーションがなくずっと人事というキャリアを歩ませるケースがありますが、これは前者も後者もマスタできるように一見みえます。ただ、外に目を向けることをしないと、実は前者においてもかたわになります。そして、なまじ1つの組織にいるので、現場に目を向けたりビジネスモデルを真剣に考えたりする機会がなく生きていけるので、後者についても不十分になってしまう恐れもあります。

どのスタイルをとっても要は個人の努力です。

2軸にはもう1つの観点があります。人事担当者は当然ですが、自社にコミットする必要があります。そして、それと同時に人事という仕事にもコミットする必要があります。自社が人事担当者としての倫理意識にはずれる行為をしようとする場合には、人事の担当者として物申すことが、人事という仕事にコミットすることです。プロフェッショナルという立場には、その仕事における倫理感をきちんともつことが求められます。

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【2012/02/22 23:42】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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