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書籍紹介 『後悔しない転職7つの法則』② 石山恒貴著 ダイヤモンド社刊
昨日は情緒的な紹介しかできなかった石山恒貴さんの著書「キャリア採用のプロたちが教える 後悔しない転職7つの法則 成功する人と失敗する人はどこで分かれるか」ですが、今日は備忘録的に石山さんが整理している、失敗の8つのパターン、成功の7つの法則を書き残しておきます。

【失敗の8つのパターン】
①実態を見ず、華やかな職種のみを重視する(現実は、華やかな職種でも、地道なことの積み上げ)
②転職した時点でのメリットを求める。世間の評判によって転職する。どこの職場でも、人間関係のトラブルがあることを理解していない。
③自分に原因はなく、問題は環境にあるという他責的なものの見方をする。
④資格取得そのものにこだわる。資格があれば、市場価値が高くなると誤解している。専門性の方向性と関係なく、資格を取得する。
⑤努力しなくとも集められる情報(ネットなど)しか収集しない。
⑥意思決定のプロセスに慣れていない。軸が不明確なため、意思決定できない。結果として、意思がブレる。
⑦やりたいことを、とても狭い範囲に絞り込んでしまう。
⑧自分の力が発揮できる(ハズの)理想の環境を追いかけ続ける。

【成功の7つの法則】
①最初の転職をする前の、キャリアの初期の段階では、業務の選り好みをせず、スポンジのように吸収しようという気持ちでさまざまな種類の新しい課題、難しい課題に取り組み、やりきったという自信と実感を持つこと。
②転職を選択肢として考えるなら、その前に越境学習に参加し、他社の情報を把握し、また社外のメンターから自分の市場価値について客観的な助言を受ける。
③身につけるべきスキルとは、日常の仕事を通じて取得する、仕事を回すコツそのもの。
④軸に基づく専門性の方向性で、努力を続けること。専門性は狭すぎないもので、常に世間とのすり合わせができる柔軟なものであること。そのためには、専門性に関連したスキルの横の掛け算ができることを目指す。
⑤転職する理由は、軸に基づく専門性のさらなる成長を目指して、ステージを替えるため。
⑥前の会社から多くの恩恵を受けてきたので、感謝の気持ちがあり、悪口は絶対に言わない。
⑦転職した後のしんどいこと、好ましくないことを理解し、最悪の事態を覚悟していること。

失敗の8つのパターンに陥っている人は、特に若手については、相当するいるんじゃないかといのが実感です。逆に成功の7つの法則は、かなり目線が高く、難易度は相当なものです。大切なのは、これらを単純に鵜呑みにして、あれこれ思い悩むのではなく、これらを参考にして自分として何を考えるかですね。

越境学習に関しては成功の②に入ってきますね。あまり単純に真に受けると、合目的的な越境学習志向というのが出てきかねません。それはそれで悪くはないのですが、合目的的なキャリア形成と同様にちょっとしっくりとこないものがあります。まだ、自分でも整理ができていない部分です。



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【2012/03/26 23:57】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
じぇいさん、2回も連続で、大変恐縮です。あまりにも、じぇいさんのリフレクションがすばらしいので、コメントさせてください。
おっしゃるとおり、このように法則的にまとめてしまうと、わかりやすいのですが、大事な情報がそぎ落とされてしまうという点が否めません。
本当に大事なことは、自分で考え抜いて、体験して、リフレクションすることで、このような法則などは、まずは、かなり批判的な観点でみてみることも重要だと思います。(自分で書いておいて、なんですが)
キャリア目標も越境学習も、合目的的に礼賛すると、危険なところがあります。しかし、同時に有効でもあります。本書では、礼賛方向に少し傾きすぎな点もありますが、本書をひとつの材料として、みなで対話してみると、きっと、もっといい議論へと発展していくと思います。(石山)
【2012/03/27 08:41】 URL | 石山 #-[ 編集] | page top↑
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