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キャリア・アドバイザー養成講座《アドバンス》のご紹介
今年も慶應義塾大学丸の内シティキャンパスの「キャリア・アドバイザー養成講座」が開催されます。私も卒業生ですが、多くの方に知っていただきたいので、またまた告知させていただきます。

このコース、ベーシックとアドバンスの2段階があり、上期にアドバンスを下期にベーシックを実施しています(なんか普通の感覚と逆なような)。今回のご案内は6月開講のアドバンスですが、人によってはベーシックを飛ばしてアドバンスから入ることも「あり」だと思いますので、事務局にご相談ください。もちろん私にご相談をくださっても構いません。

なんと花田先生の個別キャリア面談つきです。ベーシックと同時申込みで15%引きだそうです。

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慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリー(CRL)共催
【キャリア・アドバイザー養成講座<アドバンス> ~ キャリア・アドバイザーとしてのさらなるレベルアップを図る】


「キャリア・アドバイザー養成講座(ベーシック)」と同様、組織内にてキャリア開発を担当している方々を対象に、キャリアアドバイスを実践する過程においての問題や経験を共有しながら、キャリア・アドバイザーとしてのレベルをさらに高めることをねらいとしたプログラムです。キャリア・アドバイザーとしてクライアントに適した手法を用いて、適切なアドバイスを実際に行うとともに、組織開発の手法についてのスキルや知識の習得をめざします。

キャリア自律の重要性は、「個人の意識」「組織の人材マネジメント」の双方の視点で着実に浸透してきたと言われています。一方で、個人が描くキャリアビジョンと組織が期待する役割や仕事内容をどのようにして統合していくか、個の自律と組織全体の活力向上をどう両立させていくかが大きな課題となっています。組織の中にあって、個人のキャリア開発支援と組織の活性化という両面からのサポートを担う「新たな役割と機能」が求められていることは間違いありません。

「キャリア・アドバイザー養成講座」は、その新たな役割として「キャリア・アドバイザー」を提唱するとともに、キャリア・アドバイザーに必要な知識とスキルを養うことを目的とします。本アドバンスコースでは、対個人、対組織の両面において、より専門的なアプローチ方法を習得し、実際のキャリアカウンセリングやアドバイスの事例を題材に受講生相互の議論を深めることにより、「キャリア・アドバイザー」としての知見と専門性を高めます。

アドバンスコースで学ぶこと

基本となる理論やスキルを中心に学ぶベーシックコースからさらに進み、事例による実践演習や受講者間でのディスカッションを通した相互の意見交換を中心に、「組織」・「コミュニケーション」・「カウンセリング」という3つの視点からキャリア・アドバイザーとして「キャリア・アドバイザーと組織の関わり方」「キャリア・アドバイザーにとって必要なコミュニケーション技法」「各派理論から実際に活用するためのカウンセリング知識と手法」等の専門性をさらに深めます。

また、下記セッション以外の時間で、花田講師による個別キャリア面談を実施します(Session2~13の期間内)。

2012年度日程

2012年 6/5(火) 6/12(火) 6/21(木) 6/26(火) 7/2(月) 7/10(火) 7/17(火) 7/24(火) 7/31(火) 8/21(火) 8/28(火) 9/4(火) 9/11(火) 9/18(火) 9/25(火)

セッションの内容

Session1 キャリア・アドバイザーとして(1)アドバイザーの役割
キャリア・アドバイザーの重要性
キャリア・アドバイザーの仕事・役割
米国におけるキャリア自律
これからの人事サービス

Session2 キャリア・アドバイザーとして(2)アドバイザーの責任と自覚
必要とされる経験・バックグラウンド
必要とされる能力・資質・適性と知識
組織の活性化と個人への動機付け
キャリア・アドバイザーとキャリアカウンセラー

Session3 キャリア・アドバイザーの活動を活性化するサポートインフラ
人事業務との接点づくり、教育部門との役割分担
研修の活用
メンター制度の構築
これからの組織を支えるインフラ

Session4 コーチングとコミュニケーション(1)
コーチングの基本的な考え方の確認
コーチングスキルの理解
コーチング演習1

Session5 コーチングとコミュニケーション(2)
現場におけるコーチングの活用
コーチング演習2

Session6 コミュニケーション演習
キャリア・アドバイザーにとってのサービスとは
現場とのかかわり方について
キャリア自律プログラム(CSR)の展開方法について
キャリア自律(CSR)を通した行動変容

Session7・8 テスト・サーベイ開発の演習(1)(2)
アンケート調査の手法
さまざまなテストの開発と評価方法
テスト・サーベイ項目の作成演習

Session9 企業内臨床心理士の活動/カウンセリングにあたっての心構え
企業内臨床心理士の位置付けと役割
企業内臨床心理士の組織内ネットワーク
事例からみる企業内臨床心理士の活動

Session10 ユング派の心理療法
ユング派心理療法
ユング派心理療法のプロセスと「解釈」

Session11 専門家との連携 メンタルヘルスの予防、克服、復職支援
知っておくべき健康管理および安全配慮の視点
多様な精神症状の存在
連携の重要性

Session12 ロジャースの来談者中心療法
カウンセラーとアドバイザー
カウンセリングとは
ロジャースの理論
ロジャースの来談者中心療法

Session13 ゲシュタルト心理学のカウンセリング
さまざまなカウンセリング手法
人間性心理学のカウンセリング
ゲシュタルト的なカウンセリング手法を考える

Session14 キャリア・アドバイザーの評価と育成
キャリア・アドバイザー自身の行動のあり方
キャリア・アドバイザーとしてのレベルアップ
キャリア・アドバイザーに対する評価
キャリア・アドバイザーとカウンセラーのマネジメント

Session15 ライフキャリアの課題/キャリア・アドバイザーの役割
キャリア・アドバイザーの能力レベルを高める組織内インフラ
キャリア・アドバイザーの能力レベルを高めるプラットフォーム
これからの人事教育の役割とキャリア・アドバイザー

参加者アンケート

各セッションで専門的な内容についてきちんと学ぶことが出来た。更に、学んだことをベースに種々の側面から問題意識をもつことができた。他の企業の取り組みについても情報を得られ非常に参考になった。時代に即した情報についても有益であった、など良かった点が多くあった。花田先生が日頃良くお考えになっていらっしゃることが感じられ、内容自体に加えその点でも良い刺激を受けました。

キャリア・アドバイザーを取り巻く様々な分野を(敢えてキャリア・アドバイザー的視点からは一旦引いた形で)俯瞰図的・中立的視点に立って紹介し、さらにその上でもう一度キャリア・アドバイザーとして必要な要素に収斂させていくというコースの流れは、キャリア・アドバイザーの現状とそれを取り巻く分野の変化を一緒に学ぶことが出来て、非常に有用だったと思います。またラーニングファシリテーターの方をはじめ事務局の皆さんの献身的なサポートがありました。本当にありがとうございました。

CAの理論や考え方とともに、現場で活躍していらっしゃる多くの講師の方のお話も聞くことができた点は、とても良かったと思います。また、講義中にもその他でも、花田先生から直接、自社の状況に対するコメントをいただけたのは嬉しかったです。


《2012年3月29日》 今日はなかなかスーパーな呑み会でした。自分がHRの道を歩き始めた原点の頃に立ち会ってくれていた2人に加え、今、そして未来を感じるメンバー。やっぱり、リズムです。
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【2012/03/29 23:55】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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