持論化のステップ
社内の新任マネージャー研修、外部でのリーダーシップについての講義と、ちょっとマネジメント・リーダーシップに関するテーマで何かをやる機会が続きます。考えれば考えるほど、このテーマ、多様な切り口があります。

神戸大学の金井壽宏先生は、リーダーシップというものはどのようにして身につくのかという問に対して、4つの話をされています。

①自分がリーダーシップを直接に経験すること

②すごいリーダーだと思える人と一緒に仕事をして、その人の言動を観察すること

③それらの経験と観察からの教訓を言語化し、自分なりの持論を構築すること

④学者の理論やすぐれた実践家の持論は観賞するように読むのではなく、自分の持論を創出し肉付けするために活用すること

②と④はある意味、疑似体験です。①はリアルな体験です。そして③は持論化ですね。そう、経験学習モデルそのものです。松尾睦先生は、具体的な経験⇒内省(リフレクション)⇒持論化(教訓を引き出す)⇒新たな状況に適応させる⇒具体的な経験⇒ というような整理をされていましたが、これはとてもしっくりきます。

でも、どこの世界でも超多忙なリーダーは、経験⇒経験⇒経験⇒経験⇒ という感じで、単に経験ばかりでぐるぐるしているのが実態かもしれません。果てしなき日常の経験の輪廻です。ちょっといいパターンでも、経験⇒内省⇒経験⇒内省⇒ の往復でしょうか。この往復だと、下手すると内省は愚痴に続くだけということになりかねません。

やはり大事なのは、持論化のステップだと改めて思います。これはある意味、自分の軸を作る行為であり、軸のないリーダーというのは、ちょっとありえませんよね。




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