勉強会は「成長の危機」を救えるか
金曜日の「Works Symposium 2012」。午前中こそ遅刻したものの、午後はフル参加で懇親会もお開きまでいることができました。おかげでたくさんワインをいただき、会社に戻ってやる残業のはかどること、はかどること。

それはそうと、私が参加してラインナップは以下のとおりでした。

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第1部オープニングセッション

ナビゲーション:「2020年・近未来の人と組織」
パネルディスカッション

第2部分科会

研究報告セッションC-1:勉強会は「成長の危機」を救えるか
研究報告セッションC-2:近未来のリクルーティング 
研究報告セッションC-3:大卒新卒採用の展望~選考活動時期・内定辞退の実態からの考察~
インタラクティブセッションA-2:採用の未来~Global War For Talent 時代の新卒採用を展望する
インタラクティブセッションA-3:学びとキャリアの未来~新人の学習意欲の委縮・ミドルの学習意欲の剥落、学び続ける組織のために職場と学習機関ができること 
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一番最初のお話は『勉強会は「成長の危機」を救えるか』。ワークス研究所豊田さんのプレゼンです。

第二次オイルショック後の第一次勉強会ブーム、円高不況時の第二次勉強会ブームに続く、勉強会ブームが2008年頃から始まっています。従来の勉強会ブームがどちらかというとミドルに近い層が主役であったのに対して、今回の勉強会ブームは20代から30代の若手が中心であることが最大の特徴です。

若手が「成長」にこだわる風潮は多くの人が感じていることと思います。若者中心の勉強家ブームはこの成長へのこだわりが根底にあると考えられますが、豊田さんが最後に付け加えた「考察」は非常に興味深いものでした。

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外で学ぶ若手企業人の増加は、日本企業の現場がそもそも担っていた人材育成機能が弱体化し、社外に流出している現象だともいえる。組織社会化からキャリア社会化へ、本来は社内の先輩たちが担っていた社会化エージェントが外部化している。ノミニケーションに代表されるような内省の時間・機会も外部化している。それが若手社外勉強会の隆盛の一つの見方ではないか。
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なるほど、と感じるところは確かにありますね。人材育成機能、企業内社会化エージェント機能が未だに充実している企業では、若手の社外勉強会への参加は乏しいかどうかというあたりが実証できると面白い研究になりそうですね。ただ、結果として企業が担っていた機能が外部化しているということはいえると思うのですが、若者が学び外に出だした理由が即、それであるとは感覚的にはあまりいえないような気がします。もちろん、まったく影響がないとはいえませんが。このあたりはじっくり考えたいテーマです。

《2012年5月27日》今日は果てしないパワーポイントを作りまくっていた日です。あと、真のナポリピッツァ協会の予算・決算・議案書と。来週末はお休みがないので、厳しいなあ。
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