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ミドルのポジジョン
またまた「WORKS」誌の最新号の特集「ミドルのブレイクスルー」から。何となく全体の環境分析を踏まえてみると、今のミドルのポジションは身もふたもないようにも感じられます。例えば、以下のような指摘があります。

 □プレーイングマネージャー的な要素を強く求められている
 □とにかく忙しい、長時間労働である
 □組織がフラット化されてポストが少なくなってきた
 □後輩育成の経験もろくにないのに、突然大勢の部下を持たされる
 □成果達成に日々、追われている
 □仕事の範囲が広すぎる
 □内部統制等の新たな施策の実行推進者はすべてミドル

これではなかなか大変です。こんなミドルをみていると、若手も将来に夢を持ちにくいですね。こんな状況を野田稔氏は「ミドルの多重責務者化」と称していました。これも凄い表現です。

でも、一番の問題は実は次の点にあると感じました。

■日本能率協会は「ミドルマネジメントの役割は連結器からチーム型組織の経営者となる」と提唱している。つまり、経営者的な目線で自立して目標を設定し遂行していくことが、今日的ミドルには期待されている。同じような論法をふりかざす経営者も現実に多い。

■ところが現場ではまったく逆の現象が生じている。ミドルの仕事の進め方、目標設定に関する自律性が低下しており、経営者的に働けと言われているにもかかわらず、自由度は逆に下がっている。上の立場にあがって仕事をしろといわれつつ、実は下の立場に下がっている、コントロールされることが多く、自由にいろいろなことができる場面が少なくなってきている。ミドルの役割はダウンしており、ミドルがボトムに近づいている現状が現実では起こっている。その結果、仕事の細分化と仕事の部分最適化の蛸壺にはまり、権限をもたない成果達成マシーンとして日々、疲弊していくミドルが増えている。

ちょっと暗くなりますよね。
でも、大丈夫です。学習するミドルは、これをきっと乗り越えると思いますし、しっかりと人脈を構築して自企業外の価値観も得たミドルは企業内でもタフに立ち回ることができるでしょう。新しいミドルが誕生する前夜がまさに今なので、これだけミドル論が盛んになっているのだと考えられます。
皆さん、頑張りましょうね。


※《2008年6月24日》 異動するので荷物を片付けなければなりません。本来、会社は仕事をする場所ですから、仕事に必要なもの以外はないわけで、その仕事は後任に引継ぐのですから、新たな職場に持っていくものなどない、というのが論理的には正しいようにも思うのですが、どうも現実はまったく違ったりします。

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【2008/06/24 23:36】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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