MALLの場をつくった学生のお話 ~経営学習研究所
月曜日の経営学習研究所(MALL)のキックオフ・イベント。
もうちょっとだけ、反芻(リフレクション?)させてください。

今日は学生ボランティアの話を書きます。

私が一番最後にラップアップということでもなく、たんなる〆の言葉を板谷さんと一緒に語る中で、学生ボランティアへの賞賛をつい声高に付け加えました。あの瞬間、まったくの本心でした。あと、語る流れの中で「こんなに素晴らしい学生を企業の新人教育が駄目にしていることはないか」などと、その瞬間まで考えてもいなかったフレーズも付け加えていました。そのくらい、月曜日の彼ら彼女らの動きは素敵でした。

反芻するには、画像が一番です。終了後に橋本先生チーム(ここで活躍しているのも学生の皆さんです)がユーチューブにアッブしてくれた「MALLの場の作り方」をご覧ください。なんか、この画像を見ているだけで、MALLを創ってよかったとか感傷的になったりします……、いけません、それでは。

さて、学生チームの集合は14時。「MALLの場の作り方」のテロップをみると集まってくれた学生は21名だったようです。まずは1時間、中原先生から学びの場つくりについてのレクチャー。実に贅沢な場だったりします。

中原先生の話の中で、実にすごいなと感じたのは、この日を「徒弟的モデルによる熟達」の場として位置づけて彼らにメッセージを発信していたことです。
今日は1人ひとりが役割を持ちます。でもそれを「お手伝い」なんて思わないで欲しい、いずれ自分がワークショップ1つを自ら企画して実行できるための熟達のプロセスとして認識して欲しい、いうわけです。

例えば、今日は我妻リーダーの指示のもとで受付を担当した学生であれば、今後、以下のような熟達のプロセスがありえると指摘します。

①受付係(今日)
②経験者が開催するワークショップの一部のコーナーを担当
③経験者が開催するワークショップの一部のアクティビティを担当
④支援してもらいつつ、ワークショップを自ら企画(予算・広報は特に支援が必要)
⑤ワークショップをすべて自ら企画し、実行する。

そして最後にキラーワード、「いつかMALLを塗り替えて欲しい」。

そういいつつ指示も明確に発信されていました。挨拶・ロジ・後片付けを軽視しないこと、実はロジとは空気のようなものですが、いい場には完璧なロジ、そして完璧な挨拶が必ずあります。絶対に軽視してはいけないものなのです。そして、やってみるとわかるのですが、実は難易度はかなり高いものなのです。

そして、「きちんと学習者をみる」という課題も伝えます。それも具体的に、誰か1人の参加者を決めて、その参加者がMALLの終了までにどう変化をしているのかを追う様に伝えます。終了後にこの結果を学生に聞けなかったのが、とても残念です。

1時間ほどのセッションが終わり、学生はそれぞれに割り振られた担当場所に散ります。
いずれの場所にも理事らの社会人が誰か担当としてつくのですが、細部は学生にゆだねられます。特に地下の会場のレイアウト、設営はほとんど学生チームの仲間同士の話し合いで決まっていきます。指示待ちなんていわれる姿はそこにはありません。そして、私たちも細かい指示は与えません。会場チーム、フードチームは、この日を前にほんとうに凝った準備をしてきてくれていました。それを用いてその場の即興も交えて、会場作りをしていきます。学生のリーダー役をしていた理事や我妻さんも、なかなか素敵なマネージャーです。任せつつも、入るべきところでは明確に入る、そしてきちんと賞賛する……。

そんな姿をみていたことが最後の挨拶の言葉についついつながったわけです。
「学びの場つくり」自体を「学びの場」としてデザインする。今回、MALLが果たした1つの成果です。実にMALLらしいやり方でした。学びはコンテンツにだけあるのではなく、学びはプロセスにある、そんなことを改めて感じる1日でした。

《2012年6月7日》 やばい、少し風邪っぽいです。体調整えておかなきゃいけない時期なのですが。早く寝ます。
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【2012/06/07 22:38】 | 経営学習研究所(MALL) | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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