ITの活用度をあげることによって
日経ビジネスの記事によりますと、日本のIT基盤整備は世界1なのだそうです(総務省「ICT基盤に関する国際調査比較」2011年)。素晴らしいですね。日本中に高速大容量の回線が張り巡らされています。ブロードバンド大国です。

ただ、これに対して、日本のIT利活用度は世界で18位。第1位はお隣の韓国、以下、スウェーデン・カナダ・アメリカ・シンガポールと続きます。つまり、ITの利活用がIT産業内にとどまっており、既存産業の生産性向上に寄与するまでいたっていないということになります。ここに今の日本の不幸があるように感じました。

本来、ITの恩恵を受けて、さらに生産性をあげることができるものが、十分にそれがなされていないのです。仮に基盤整備と同レベルに利活用ができていれば、日本の労働者はより短時間で高い成果を上げて入るでしょうし、大きな数々のイノベーションも果たしていたかもしれません。

まだまだ日本の大半の産業では、IT投資の水準も高いとはいえないでしょうし、利活用の仕組みも不足しています。これらの後れを取り戻すことができれば、日本はまた違ったステージへの成長できるかもしれません。ある意味、IT利活用の低さは日本の含み資産ととれないこともありません。

いままでの旧弊に縛られずに、ITを使った全産業的効率化を推進していく、ただし、このときに気を付けなければいけないことがあります。単に人手でやっていたことをIT化したのでは、着実に生産性が向上した分だけ雇用が減ります。これは製造業や農業で機械化が進んだ際に私たちが経験してきたことです。でも、そのときには日本が雇用の危機に陥らなかったのは、それによって私たちの先輩達は「市場」を創ってきたからです。ですから、私たちは徹底してITを利活用することによって、大幅な生産性の向上を果たした上で、新たな「市場」を創る必要があるわけです。求められているのはまさにイノベーションであり、間違いなくITはそれを可能にする(かもしれない)ツールです。

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【2012/06/12 23:31】 | HRM全般 | トラックバック(3) | コメント(0) | page top↑
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