浅田飴パッション、さくら水産、人の付加価値
うーん、体調悪いんですけど、で、「浅田飴パッション」を買いに銀座のマツモトキヨシに立ち寄りました。私は、体調を崩すとすぐに喉にくるタイプで、「浅田飴パッション」と「のどぬーるスプレー」が必需品です。悪いときは、1日で「浅田飴パッション」を1缶なめ尽くし、3日でと「のどぬーるスプレー」を1瓶喉に塗りつくしてしまいます。てことは、「のどぬーるスプレー」のボトルを3日で空けてるんだよなぁ、これって体によくなさそうだよなぁと思ったりもします。

で、銀座のマツモトキヨシでのお話。場所がら、中国人の旅行客が多いですが、この店内にもご他聞にもれずいらっしゃいました。その応対を若い中国人と思われる店員がしています。当然、中国語で。この店員、前の客にはそこそこまともな日本語でしゃべっていたと思います。ちょっとたどたどしいですが。中国のお客様は望みの薬が変えたようで満足した様子で立ち去りました。

さて、ここで問題です。

①この店は、場所柄中国人旅行客が多く来るので、中国人留学生を戦略的に雇って、その対応をさせている。
②この店は、他の多くの飲食店やコンビニエンスストアと同様に日本人だけではバイトが集まらないので、中国人留学生を結果的に雇って、その対応をさせている。

いったいどちらなんでしょうねぇ。応対振りがかなりきちんとしていたので、①からという気もしましたが、それだけでは判断しきれません。店員に対して「あなたは戦略的に雇われているのですが、それとも結果的に雇われているのですか」と聞いても何のことだかわからないでしょうし。まあ、いずれでもいいですが、もしも②でしたら、少し時給の面倒を見てあげて欲しいなぁと思います。価値ある仕事をしていました。

私も仕事柄、中国人留学生たちと結構、交流がありますが、彼ら彼女らの多くはやはり飲食店・コンビニエンスストア・ドラックストアでアルバイトをして生活をしています。やや正確ではない日本語で頑張っている店員もよく見かけますが、中国人旅行客が大挙して日本に来てくれることにより、彼ら彼女らの仕事には大きな付加価値がつくのです。

もう5~6年前でしょうか。個人的には「さくら水産ショック」と呼んでいますが、さくら水産の本郷三丁目の店に入ったら、店員が皆おそらく中国からの留学生と思われる皆さんで、オーダーは最初のビールを除いては筆談でした。オニオンスライスや魚肉ソーセージの安さにも驚きましたが、このオーダー・コミュニケーションには驚きました。しかし、タッチパネルでオーダーができる居酒屋が普通になり、スシローなんかいくと自分が発注するブロイラーのような気分にもなりますが、コミュニケーションなくオーダーができることにも私たちは慣れてきました。

当時のさくら水産で働いていた中国人留学生と、今日のマツモトキヨシで働いていた中国人留学生。後者の方が日本語は間違いなく達者なので比較するのは正しくないですが、ある職場によってはマイナスになるものが、別の職場では付加価値になるということのひとつの具体的な例かと思います。これは、中国人旅行者の増加という社会変化によって、もたらせられたものです。

そして、恐ろしいことにこの「逆」も間違いなく進行しているのです。つまり、今までは自分の価値だと思っていたものが、社会変化により価値ではなくなってしまう、もっとひどい場合はマイナスにすらなる、そんなことです。以前から、このことは技術者については言われていました。要は技術の陳腐化という奴です。しかし、今はそれが技術者だけでなく、何をしている人にもいつの間にか忍び寄っているのかもしれないのです。

だから私たちは自ら学ぶ力をつける必要があるんです。おそらく学びのバネになるのは、危機感です。健全な危機感を胸に抱えることです。ただ、間違った潮流に巻き込まれてはいけません。不安にかられて資格学校にいったり、テレビコマーシャルをみて通信教育をやっても、「自ら学ぶ力」はつきませんから。

「浅田飴パッション」からこんな考察にいたるなんて、やっぱり今日は熱があるみたいです。

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