ゼミ!!~花田光世研究会17期の皆さんと飲みました
大学時代は申し訳ないですが、あんまり勉強はしませんでした。特に大学3年、4年は毎日のように大学にはいっていましたが、授業にはほとんど出ませんでした。大学1年生の時に受講した「情報処理」(だったと思う)の先生が最初の講義で「大学時代は4年間のモラトリアムの時期だ。何をするも自由だ。自分の授業に出るよりも大切だと思うことがあれば、授業なんかに縛られなくていい。でも、必ずレポートは出せ。レポートを出すための勉強はしろ。そうすれば単位は出す。とにかくいい大学生活を送れ。」(都合のいい記憶による意訳)というようなことを語られたので、すっかりとこれに感銘を受けて、4年間を過ごしてしまいました。あの頃に勉強をしておけばよかったと思わないこともないですが、勉強なんかしたければ今からやればいいだけのことなので、もちろん何一つ後悔はありません。

でも、大学3、4年のゼミだけはしっかりと出ました。たぶん皆勤です。なぜかというと、いろいろな意味で面白かったからです。

話は急に変わりますが、先週の金曜日に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの花田光世研究会17期の皆さんと飲みました。

~~~そういうとゼミのことを「研究会」という大学がありますね。あっあと、ゼミのメンバーを「ゼミテン」というのはどうやら一橋用語らしいです。他の大学にはまったく通じません。卒業して20何年かたってようやく気付きました。~~~

話を戻します。私は他の仲間2人と一緒にこの花田研究会17期の社会人メンターというのをつとめていました。5、6年くらい前のことでしょうか。たまたま先日、当時のメンティの1人から再就職が決まったとの連絡をもらい、話がどんどん広がり全メンバーで飲もうということになりました。当時の社会人メンターの役割は、彼らの研究に対してあれやこれやとアドバイスをすることです。研究会では企業についての研究課題が与えられているので、企業を知らない彼らに企業のほんとの様子を教えること、研究の進め方に第三者的に意見をいうことなどが役割だったでしょうか。それは結果的に、社会人の生きざまを伝えることにもなりますし、仕事をするとはどういうことなのかを伝えることにもなります。

それにしても彼ら、実に激しく研究をやっていました。文字通り寝る間も惜しんで次の発表に備えます。この年齢で詰めてそういうことをやるのって素敵なことだなぁと思い、こちらも仕事の合間にできる限りの協力をしたくなります。これはもう強い仲間意識も創られるわけです。何か同じことに取り組んだ「同志」ってやつですね。学内でゼミをやっている時間は彼らの活動全体の数分の1です。大学という場・枠を超えて動き、考えているのです。

自分がゼミに入ったのはもう30年近い前になるんでしょうか。比較的同じ価値観の人が集まるサークル、体育会、麻雀仲間などと比較すると、ゼミの魅力の1つは多様性です。たぶん、同じゼミにでもならなきゃ、絶対に付き合わなかっただろうなという奴が何人かはいました。
でも、そんな奴らと合宿にいったり、議論を闘わせたり、一緒に何か取り組んだり、ぐだぐだと飲んだり、何となくテニスをやったりするのです。それも結構、濃厚に。ゼミは大学生活における「ホーム」でした。その時間がくるのはまったく苦痛ではなく、一週間の愉しみであり、自分の発表も愉しみでした。特に熱心に研究に取り組んでいた学生というわけではなかったのですが、やっぱり心理的な「ホーム」なんですね。人間関係的にはサークルの仲間の方がより濃厚ですので、私にとってはべたべたではない「ホーム」でしょうか。それがまた貴重なのかもしれません。とにかく、ゼミに入らないという選択があったのであれば、私の大学生活はより薄いものになったと思います。

「企業が新卒採用の場において、出身大学の名前よりも出身ゼミの名前を意識する時代がきっとくる」。言葉は少し違うと思いますが、もうずいぶんと前になりますが花王の丸田元社長が新聞のインタビューで答えていた話です。まさにそんな時代が到来しつつあります。どのゼミにいたかを知る人がきけば、そこで何が求められ、どんな生活をしてきたのかが類推できますが、大学名では確かに何もわかりません。以前であれば、大学名で地頭力程度は類推できましたが、推薦・AO比率が高まることにより、それすら曖昧化していますし。だからといって、就職のためにゼミを選ぶという時代になるのは本末転倒なのですが。

いずれにしても、大学選び以上にゼミ選びは大切になっています。そして、それ以前にゼミに入らなくても卒業単位がとれる学部であっても、とにかくゼミにだけは入ることをお薦めします。もちろん、人によってはそれよりも素敵な大学生活の送り方はあるはずですので、すべての人にいうわけではありませんが。

飲み会から1週間以上過ぎてからのリフレクションでした。
皆さんの社会人生活がより自分なりに素敵なものになることを祈念します。また、飲みましょう。

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