「求める人材像」と「採用基準」
企業が提示している「求める人材像」と「採用基準」って違うんですか、という素朴な質問を先日、受けました。

答えは、会社によります、ですかね。「求める人材像」に、グローバル、イノベーティプとかいう言葉が並んでいる企業を多くみます。もちろんこういう人材は必要なのでしょうが、何も新卒で採用するすべての人がグローバル人材だったり、イノベーティプな人材である必要に迫られている企業ばかりではないでしょう。そうでない人もたくさん採用をしているはずです。

「求める人材像」の提示の仕方には、大きく二つあります。一つは尖がったところを見せるパターン。そして、もう一つはベーシックなところを見せるパターン。前者の企業の場合は「採用基準」とはだいぶ乖離するでしょう。「こんな人が少しでもくるといいなぁ」が文章化されているだけですから。さらには、そんな「人材像」に合致する先輩社員も少数であるケースが多かったりします。新入社員の「求める人材像」に企業のめざす方向性をこめているのですね。まあ、考え方としては有りかと思います。何となく、大手企業に多いように感じます。

後者の場合は結構、実際の「採用基準」に近いことになりますが、違った人材もとっているはずです。同じタイプの人材ばかりを採用したいという企業はけして多くはないですから。あと、どんなに採用基準を整理しても、合否の判定は面接官に委ねられます。そして、面接官の基準をすべて合わせることは不可能ですし、意味がありません。いろいろな面接官が、ベクトルは同じもののちょっとずつ違った目でみて採用することによって、採用の多様性は担保されるともいえます。

いずれにしても、大学生の皆さんにいいたいのは、企業は結構、普通の人を採用してるんだよ、ということです。就職活動を恐れ過ぎずに、自分のできることからきちんとやっていこうよ、ということです。

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