機軸脚と運動脚、そしてキャリアとか
誰しも利き手というものがあるのと同じように、機軸脚と運動脚というのがあるという話を聞きました(それぞれの言葉が正しいかどうかちょっとわかりませんが、機軸脚と運動脚という名前で話は進めます)。

私は、機軸脚が左脚で、運動脚が右足です。

一番、わかりやすいのはサッカーでフリーキックをやるときに、自然に蹴るのはどっちの脚かを考えることです。右足でボールを蹴る人は右足が運動脚、蹴るときにしっかりと支えている左足が機軸脚になります。

あとは、バスケットボールのピボットターン。自然とくるくると動かす方の脚が運動足、自然と軸足にしてしまう方が機軸脚だと思われます。機軸脚を動かすと、トラベリングの反則をとられますよ。

なんでこんな話になったかというと、月曜日の雪の話です。翌日以降、雪かきが不十分な日陰の道は凍りつきました。滑ってころんだ人もいるんじゃないでしょうか。転んだ方、思い出してみてください。あなたが転んだのは右足を踏み出したときでしょうか、左足を踏み出したときでしょうか。実は運動脚がつるっと氷の上で滑っても、機軸脚がしっかりと支えることができるので、人はあまり転ばないそうです。その反対で、機軸脚がつるっと滑った場合、これはいともたやすくスッテンコロリと転ぶといいます。私でいうと、機軸脚である左足を踏み出すときには十分に注意をしなければならないわけです。

この機軸脚と運動脚の話はいろいろと応用がききそうですね。

例えば、自分の専門性を広げるとき、自分のキャリアを考えるとき。

自分の機軸脚が何であるかを認識するのはとても大切なことです。その上で、運動脚が自由に動き回り活躍をする、そんなことができると最高ですね。
いつも脚光を浴びるのは運動脚です。サッカーのゴールシーンだって、左足で見事なシュートをした場合、「黄金の左足を振り抜いた見事なシュート」のような表現をされますね。「黄金の右足がしっかりと地面を踏みしめた上で成り立った見事なシュート」と基軸脚に焦点を当てたコメントは誰もしません。でも、地面をしっかりと踏みしめている機軸脚の活躍があるからこそ、運動脚は自由に振り抜けるわけです。若いうちにどう基軸脚を作れるかが、その後の拡がりに大きな影響を与えることになりそうです。

今日は野口先生と山中先生が主宰されるメンタルコンシェジュのセミナーで、高橋俊介先生のお話を久しぶりに聞いてきました。内容的には、ここ2年くらい比較的よく話されている「想定外変化の時代のキャリア形成」。詳しくは、また後日ここでも整理をしたいと思いますが、今の時代の特徴を「想定外変化と専門性深化の時代」と定義されていました。まったく真逆といっていいことが同時進行している時代です。専門性を深化させても、想定外変化が起き、パーになってしまう、そんな時代です。でも、まったくパーになるわけではありません。想定外変化により今までの専門性はそのまま活きなくなりますが、ゼロには戻らない何かが残ります。それこそが基軸脚のようなものなのかもしれません。基軸脚と運動脚が同じになってしまうと、想定外変化が起こった場合、それまでの専門性がバーになるリスクがあります。脚は2本あり、一緒に踏み出すことはしないから、人は安定しているのです。

また、運動脚は多少滑っても転びません。だから、失敗が可能です。それに対して、機軸脚を滑らせてはいけません。キャリアにおいて、これも大切なことですね。

なんかちょっと曖昧なメタファーでしたが、凍った道を歩くときには、是非、このお話思い出してみてください。

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