「そろそろ地に足をつけて、グローバル人材としての実践を語りませんか」~経営学習研究所(Mall)
経営学習研究所(Mall)では、各理事がそれぞれのラボを持ちます。昨晩、島田理事のCommunication & culture Labと、牧村理事のStyle Labのコラボ企画「そろそろ地に足をつけて、グローバル人材としての実践を語りませんか」が開催されました。女性お2人で創ったカラフルな会場にて、熱い学びの時間が3時間続きました。

HRの世界でのセミナー・フォーラムでは「グローバル人材」だらけといった状況ですから、そんな中でお2人がどんなタマを投げられるのか愉しみにしていましたが、まずは近安さんのお話です。アクセンチュアからHOYAに移られた方ですが、新卒で入ったアクセンチュアに20年という永きに渡って在籍されていた方です。自身を振り返ったリアルで激しいエピソードが散りばめられたストーリー、「グローバル人材としてのCapability 結局、何が必要なんだろう?」と題したお話でしたが、グローバルという枠組みを外しても、個人の学びと実践の歴史、そしてマネージャーとしての心意気のお話としても、圧倒的に面白いお話しでした。

そのあとアルコールが入ります。

そして島田さんのアカデミック・リフレクション。なんと近安さんの海外経験からの学びを経験学習モデルで整理されます。その中で、経験学習のサイクルの各段階で必要な学習スキルを対応させ、さらに異文化学習に必要な能力・特性を結び付けます。直前にはいろいろな葛藤があったそうですが、私には実にしっくりときた整理でした。ざくっと書くとこんな感じです。

 具体的経験〓対人関係スキル〓関係構築、異なる文化を持つ人の尊重
  ↓
 内省的観察〓情報スキル〓傾聴と観察、曖昧さへの対応
  ↓
 抽象的概念化〓分析スキル〓複雑な情報の解釈
  ↓
 能動的実験〓行動スキル〓率先して行動する、他者のマネジメント

そして、ダイアローグの時間になります。さらには近安さんを囲んで男性4名でのディスカッション、最後は主催の女性2人によるラップアップ。

今回はMallイベントとしては珍しく、グループがあらかじめ決められていました。牧村理事が年齢、仕事内容などを考慮して、極力多様性のあるグループを創ろうと配慮してのことなのだそうですが、会場を見渡すと男ばっかりのグループとかがあります。翌日のツイッターで知りましたが、牧村理事の多様性確立基準には男女という切り口がなかったようです。これって凄く素敵なことだと思います。是非、見習いたいです。まじで。いつの日にか国籍という多様性確立基準がなくなったら、それこそほんとのグローバルでしょうか。

私もグループに入ってダイアローグに参加させていただいたのですが、その中のお1人が自らが海外で経験したディベートについての話が印象的でした。ディベートが白熱して収拾がつかないときに、なぜかそれまで目立った発言もできていなかった彼女が進行役に任命され、そのディベートを収束に導いたというのです。直接的参加はあまりできていなかったものの、傾聴と観察を丁寧にしていた結果、場の流れを把握し場を導くことができたということなのかと思います。増田弥生さんの本にも似たようなトーンの話はありましたが、これは異文化間でのビジネスに対する大きな貢献可能性のように感じます。

それにしても、典型的なグローバル人材って誰なのでしょうか。そもそもグローバル人材って英語で何と表すのでしょうか。日本人のある種のコンプレックスの表れが、これほどまでもグローパル人材がテーマにあがる素地にあるのかもしれません。その意味でも、長岡先生が指摘された、グローバル人材=できる奴とみんな思ってないか、という指摘もなるほどです。

今回、ウェルカムドリングでソフトドリンクを取る方がとても多かったです。最初のバータイムもあまり飲まれない方が結構いました。また、バーカウンターにちゃんと一列に並んで飲み物・食べ物を取りに来られる流れになったのも、Mallのイベントでは初めてだったように思います。後半のダイアローグあたりから、酒量も結構増してきましたが、初めてMallイベントに来たという方がいつもより多かったように思えます。これは、とても嬉しいことです。そのためにもMallは様々なテーマに取り組むことができる多様な陣容で構成されています。

島田さんのCommunication & culture Labは、カッコいいロゴまでできていました(いいなぁ)。私のsMALLラボも、ドラムサークル以来、企画を出していませんが、春以降の実施を目標に3つの企画を温めています。そのうちの1つは来週に幹事団による打合せを予定しています。テーマは「酒場学習論」。「学びは職場よりも酒場にある」というわけなのですが、東京の素敵な酒場を疑似的に回りながら人はいかにして酒場で学ぶのか、できれば学習とキャリアの両面からみられるといいなぁと思っています。

これからの経営学習研究所も、どうぞよろしくお願いいたします。

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