「今年の新入社員はルンバ型」なんてことに引っ張られない育成を!
月曜日から新卒新入社員が社会に入ってきます。

毎年、彼らはいろいろとレッテル付けをされる宿命にありますが、その代表的な奴に「今年の新入社員は○○型」というのがあります。現在では、公益財団法人日本生産性本部から発表されています。一昨年からなくなったとばかり思っていたのですが、存続していたんですね。それにしても、何となく最近は安易な名付けになっているように感じますが、今年も嫌になるほどとても安易です。

今年の新入社員は「ロボット掃除機型」。「ルンバ型」といえないのは商標ですので仕方がありません。

その理由としては、「一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事など時間の短縮に役立つ(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが求められた)。しかし段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき続けたりすることもある。能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要。」だとのことです。

まあ、自らが自律的に動き、あれこれぶつかりながらも役割を果たそうと懸命に頑張るという意味では、素晴らしいことではないかと思います。どちらかというと問題なのは、ルンバに任せてマネジメントをしない受け入れ側ではないかとも思います。その意味では、昨今の新入社員の受け入れ態勢こそ、下手すると「ロボット掃除機型」の新入社員を期待している、それこそが問題なのではないかとも思ったりしてしまいます。

このようなタイプ分類は、何よりも面白いですし、全体像をとらえるには多少は役に立ちます。しかし、人は1人ひとり違うもの。安易なレッテル付けに振り回されずに、1人ひとりの特性や持ち味をみて育成をしたいものです。レッテルに振り回されて個をみない先輩たちこそが問題です。

とはいえ、面白いといえば面白いので、1973年以降の「●●型」を整理してみましょう。自分が社会に出た頃、自分たちはどうみられていたのか振り返るのもいいものですね。今の新入社員にレッテルを貼ることの無意味さをきっと感じることができると思います。

 1973年 パンダ型
 1974年 ムーミン型
 1975年 カモメのジョナサン型
 1976年 たいやきクン型
 1977年 人工芝型
 1978年 カラオケ型
 1979年 お子様ランチ型
 1980年 コインロッカー型
 1981年 漢方薬型
 1982年 瞬間湯沸かし器型
 1983年 麻雀牌型
 1984年 コピー食品型
 1985年 使い捨てカイロ型
 1986年 日替わり定食型
 1987年 テレフォンカード型
 1988年 養殖ハマチ型
 1989年 液晶テレビ型
 1990年 タイヤチェーン型
 1991年 お仕立券付ワイシャツ型
 1992年 バーコード型
 1993年 もつ鍋型
 1994年 浄水器型
 1995年 四コママンガ型
 1996年 床暖房型
 1997年 ボディシャンプー型
 1998年 再生紙型
 1999年 形態安定シャツ型
 2000年 栄養補助食品型
 2001年 キシリトールガム型
 2002年 ボディピロー(抱きつき枕)型
 2003年 カメラ付ケータイ型
 2004年 ネットオークション型
 2005年 発光ダイオード型 
 2006年 ブログ型
 2007年 デイトレーダー型
 2008年 カーリング型 
 2009年 エコパック型
 2010年 ETC型
 2011年 はやぶさ型 (震災のため発表は自粛)
 2012年 奇跡の一本松型
 2013年 ロボット掃除機型

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