辞令交付、和田さん、MALL、風邪ひき、そして辿りつくのは…
金曜日に新卒新入社員に配属を伝えました。

まあ、悲喜こもごもなのですが、よく担当者がフォローをしてくれています。
今年は、辞令交付の前に30分くらい時間をもらい、珍しく自分の話をしました。私は自己開示があまり得意な方ではなく、自分のことを語ることはあまりありません。たまたまその前々日に和田裕美さんに来ていただき、新入社員向けにお話をしていただいたのですが、和田さんが語った社会人になりたての頃のお話に影響を受けたのかもしれまません。

自分の話をすると、やっぱり企業人の職業キャリアってブランドハプンスタンスセオリーそのものだなという感じがします。そして、配属、異動というものがそれを演出します。新入社員には「自分の配属が最高の配属だ、自分の上司が一番の上司だ」といって話を終えました。初任配属は一生で一度きり、そして実際に配属された部署以外で展開されるパラレルワールドの結果は誰も知り得ませんから、配属されたところが頑張らないともったいないですよね。私たちにとっては、新入社員に「自分の配属が最高の配属だ、自分の上司が一番の上司だ」と、そんな気持ちになってもらうのが、いってみれば親心です。

この1週間はかなり新入社員研修に立ち会ったのですが、自分にもとてもプラスになりました。まだまだ社会人としては知恵も経験もない彼ら彼女らが、自分たちなりに覚悟を決めて配属先に飛び込もうとしているわけです。知恵も経験もある(ただし少し肉体的には衰えつつある)自分が、負けてはいられません。まだまだ覚悟を決めてやることはたくさんあります。最後は風邪引きで体調的にはヘロヘロでしたが、いろいろな元気をもらった1週間でした。

3月、4月は人事の仕事が目茶目茶忙しい時期です。今回はそれに比べていろいろと飛び込みがありました。12月が師走であるなら、この時期は師が二人三脚で爆走しているようなものです。なんとか倒れながらもゴールのテープを切って連休に突入したという感じですが、今日は起きてみたら、床についてから10時間がたってました。睡眠は最良の薬です。体調もだいぶ回復しました。

和田裕美さんのお話は、トラブル発生のために最初の15分くらいしか聴けませんでした。ここ数年は毎年恒例で新入社員研修の後半に来ていただいているのですが、今年も新入社員以外の希望者も多数聴講していました。

そのわずか15分の中から、素敵だと思った言葉を。

「楽しいと思って会社に行けば、絶対に成果が出る。嫌だなと思って会社に行ったって、成果は出ない」

ほんとにそうです。会社だけじゃありません。すべてにそうです。では、どうやれば楽しくなれるか。これには全員に通用する方程式はないので難しいです。でも、この言葉を思い出すだけで少し違ってきそうですね。

「アウトプット先のイメージを意識しながら話を聴くと、聴き方が全然違ってくる」

ブログを毎日書いていた頃、インプットするものすべてにアウトプットをイメージしていました。最近は、呑気なペースでしか書いていませんから、確かに緩んでいます。同じ話を聞いて「面白かった」で終わる人、「面白かったから誰かに伝えよう」まで思う人、確かに「聞く」の質に差がつきます。

新入社員研修もあと3日。彼ら彼女らの日報メールが夕方に大量に送られてくるのもあと3回です。あとは自分でやるしかないですね。実は同じことを自分にも言い聞かせて、少し気合いを入れています。

そんな昨晩に経営学習研究所のラーニングイベントがありました。企画タイトルは「多様な社員を『講師』に育てる仕組み」。ソフトバンクさんの研修内内製化への取り組みがテーマです(詳しくはツイッターでハッシュタグ#malljpをご覧ください。人材教育さんがかなり細かいツイートをしてくださっているので概要がわかります)。ラインの人に講師をお願いする際に、いわゆる丸投げをするのではなく、徹底的に共同作業をします。そこにおける人事の役割はというと、社内講師の伝達スキル、演出スキル、対応スキルの各面において質を徹底的に高めるのです。コンテンツは社内講師が担うとして、デリバリーの質は人事が担保するということです。これ凄いです。何か凄いって、スキルを教える人は、当たり前のことでが教えられるだけのスキルを持っているということです。つまり、人事はデリバリのプロ集団にならなければならないということです。

人事がデリバリのプロ集団になる効果は研修内製化だけにとどまりません。人事が担うべきコミュニケーション・エンジンの役割を果たすためにも、大きな効果を発揮するはずです。

などと、体調不良の中でときどき控室で休憩をとりながら考えていました。

自分はデリバリーや場づくりのプロフェッショナルにはとてもとてもなれていません。自分のメンバーもまだまだ育てきれていません。では、今の自分の価値は何か、当社の人事の価値は何か、そして欠けているものは何か。おそらく新入社員が自らに悶々として問いかけているようなことを、自分もいつになっても問い続ける必要があるようです。

今週、いろいろあって感じた最後の言葉は、あまりに月並みなのですが「初心忘れべからず」でした。

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