6月22日「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」~6人の素敵なショートプレゼン
経営学習研究所sMALLラボ 「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」(6/22)の応募締め切りが近付いてまいりました。あと若干ですが、定員まで余裕があります。この週末までにお申し込みいただいた方は全員抽選当選とさせていただいた上で、会場が比較的ゆとりがありますので当初の定員をやや超えても募集を続けたいと思います。

本日、外はさわやかな天気のようですが、痛風の痛みでまったく動けないこともあり、お申し込みをいただいた方からの一言メッセージを1つひとつ拝見いたしました。こんなにボリウム感たっぷりのメッセージをいただくワークショップはなかなかありません。参加される皆様のこの問題に感じている思いのようなことが改めて伝わってきます。そして、早くお一人おひとりにお会いしたいという思いも強くなりました。皆様からのメッセージは、すべて会場に掲示したいと思っています。

本企画について初めて読む方がいるといけないので、あらためて本企画を立案した思いのようなものを案内文から引用してみます。

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就職活動についての論議では、どうも地に足のつかない議論がまだまだ横行しているよう感じませんか。マスコミの論調などをみていると、「解禁時期論」でこの問題がきれいに解決するような幻想すら抱かされます。しかし、現場にいる人々は絶対にそんなことはないことを肌で理解しています。

また、「ひとごと」であるかのごとく、批判をくりかえす論調も気になります。
就職活動の長期化批判、就職活動の早期化批判、学生の大手志向批判、親の過剰な関与批判、企業の横並び思想批判、大学の授業内容批判、大学のキャリア教育批判……とにかく「批判」ばかりが不思議なほどに渦巻いています。

企業も大学も、長いものに巻かれろ、横並びが安心とばかりに、旧態依然な手法が継続されているのも気になります。就職ベンダーと呼ばれる人々に踊らされている担当者も少なくないでしょうし、新卒採用にきちんとコミットしていない経営陣もみられます。

しかし、この問題に真剣に対峙する人もたくさん出てきています。新卒就職活動問題というのは、それだけにスポットを当てるべきものではなく、働き方や学び方の問題を一緒にきちんと考えなければならないものだと思いますが、そういったアプローチからもいろいろな動きが出ています。局所的な「うねり」はさまざまなところで生まれています。

今回のsMALLラボでは、そんな「うねり」のいくつかを皆で共有しながら、「自分ごと」としてこの問題をとらえ、自分のフィールドで明日から自分は何ができるのか、に思いをめぐらせる時間を創ります。

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今回は魅力的な6名の皆さんのショートプレゼンをフックにして皆さんで語りを拡げて行きたいと思っています。概要をごくごく簡単にご紹介します。

1.共通認識の醸成
 :平野恵子さん(文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所・研究員)

一番最初に平野さんに共通認識の醸成についてお願いしました。就職活動についての論議では、どうしても「自分たちの時代」をベースに語ってしまう傾向が強くあります。私は50歳になりましたが、私たちの頃と今の就職活動ではまったく様相は異なっています。今の40歳でも、今の30歳でもそうです。厳密にいえば、1年1年、その姿は変化しています。ですから、今の時代を理解せずに、自分たちの時代をベースにしてこの問題を語ることにはあまり意味がありません。共通の認識をもった上での、意味のある議論が必要です。

2.事例提供①「汽水域
 :勝又あずささん(成城大学特任准教授)

「汽水域」とは、海水と淡水が入り混じり、豊かな生命体が生息する特別な場所。大海原で活躍する社会人と、川を下ってきて海に出る直前の学生が出会う場をデザインする…。
素敵なメタファーです。私も「汽水域」のイベントに参加させていただきましたが、学生の皆さんが等身大で企画されていたのが印象的です。別に特別な何かがなくても、いろんなことが誰にでもできるのです。そして、社会人は実はそこに存在しているだけで、ちょっぴりは役に立てるのです。

3.事例提供②「カフェゼミ
 :長岡 健さん(法政大学教授(経営学習研究所理事)

カフェとは既存のコードが存在しない自由な場所。通常のゼミをカフェというオープンな場に移し、そこには自由に社会人も集う…。何とも魅力的な取り組みではないでしょうか。先日の「酒場学習論」の席では、長岡先生、6月22日はかなり暴れて(?)いただけそうなご発言をさせていましたので、それもまた愉しみです。

4.事例提供③「DSS
 :辻太一郎さん(NPO法人大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(DSS)代表)

今の日本では、学生・企業・大学教授のそれぞれの想いが、つながっていない。そこには大きな「ねじれ」がある。今より成長したいと願う学生・企業・大学の関係者、かかわる人たちすべての想いが成果に結びつき、報われる世の中ができれば、日本全体を元気にできるはずだ…。
私はこんな辻さんの思いに胸を打たれた1人です。就職活動という場をもとに学生・企業・大学教授が繰り広げる負のスパイラルを断ち切り、反転させることはきっとできるはずです。

5.事例提供④「CDC」
 :山田 学さん(日本能率協会マネジメントセンター)

若手社員や採用面接で出会う学生の優劣の差、入社後の成長のスピードの差、というものは何に起因するものなのか。それは「学生時代の過ごし方」の中にはないか。これを整理することができれば、大学生・大学・企業に対して、有益となる提言が可能になるのではないか…。普通の社会人たちが普通に疑問に思ったことを探求することにより、何か世の中で投げかけることができる、そんなことを多忙な中で実践しているチームです。メンバーは変幻自在、入れ替わり立ち替わり、必要なときにキーパーソンが現れます。同じ思いを持つ人と連帯して何かをやる、またそんな姿を見せられることは素敵なことです。

6.事例提供⑤「私の就職活動」
 :佐谷 圭さん(studio-L

この手の企画では、本当の当事者である学生が起き去られることがあります。学生ではありませんが、社会人1年生にも登壇いただきます。つながりの大切さに気付き始めた人々が、新たな結び付きによって、自分たちの課題を自分たちで解決していく、そんな触媒としてのコミュニケーション・デザインを実践する山崎亮氏率いるstudio-Lに4月から参画し、伊賀上野で社会人生活を開始している佐谷さん。自らの就職活動と、今自分どうしてここにいるのかなどを語っていただきます。

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本日現在の参加者リストを拝見しますと、企業で採用担当をしている人、採用担当ではないが企業人、大学の先生、大学のキャリアセンターの方、大学生、採用ベンダーや教育ベンダーに在籍する人、ほんとうに様々です。なかには、この人にもショートプレゼンして欲しいなという人も何にもおられます。大変に贅沢なことです。

ご興味のある方は、経営学習研究所(MALL)サイトからお申し込みください。

■日時
2013年6月22日(土)16時から18時30分まで(終了時刻は前後します)会場は15時30分を予定しています。詳細はお申し込みいただいた方にあらためてご連絡いたします。

■会場
株式会社内田洋行 東京ユビキタス協創広場CANVAS地下1階 
JR・東京メトロ八丁堀駅または東京メトロ茅場町駅下車 徒歩5分

■参加費・定員
お一人様、3000円を申し受けます。
当日はビール等の飲料と軽食をご用意いたします。気楽な雰囲気で飲み食いをしながらの進行を予定しています。

それでは、早く痛風の発作を抑えつけて、皆様とお会いできますのを愉しみにしています。

ところで前回のイベント「酒場学習論」でも発刊した「経営学習新聞」。今回のワークショップ実施中にも、取材・執筆・構成・印刷をして、最後のラップアップ時には参加者の皆様のお手元にお届けする予定です。とても私にはできませんが、凄い人達がいるものです。あわせてお愉しみに。

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