内的キャリアは目標ではなく、方針として持つ
肩書や、名誉や、給与、といった「外的キャリア」に対する概念として、「内的キャリア」が語られます。別に善悪の対比軸にある概念ではないのですが、「内的キャリア」至上主義的な雰囲気が今の世の中にはあるようです。でも、「内的キャリア」を充実させるためにも、「外的キャリア」はけしておろそかにしてはいけないと私は思いますし、いずれにしてもこの両者は簡単なものではありません。

先週土曜日にあったキャリアリソースラボラトリーのスーパービジョンの中で、花田光世先生は「内的キャリア」はあくまでも「方針」として持つものであり、「目標」として持つのは難しいという話をされていました。

キャリア研修がキャリアの棚卸に終わらずに、ビジョン・計画・ゴールの整理までなされているかとの問いもありました。「ビジョン」というのは5年程度の長期的なものです。まさに方針、もしくは方向性としての「内的キャリア」がこれにあたるのではないでしょうか。そして、「計画」というのは3年程度の中期的なものです。身近で達成可能ではあるものの、必要に応じて変えていってもいいものです。そして、「ゴール」はいうまでもなく短期的なもの。1年程度のレンジの身近な数値目標です。このゴールをきちんと定め、日常の成長可能性・変化可能性の中でストレッチしていくことが実に重要だと先生は説きます。キャリア研修が単なる棚卸で終わったり、自分が大切にしているビジョンを理解するだけで終わったりするのではなく、具体的な数値目標たるゴールの設定まで整理をし、その実現を伴走し関与するのもキャリアアドバイザーの役割だと続きます。

こう考えると、やはり確かに「内的キャリア」を目標、ゴールとして持つのは難しいですし、そぐわないところがあります。ただし、単に短期目標だけをいたずらに設定するのではなく、「内的キャリア」から語られるところの「方向性」があってこその目標という点も大切なのです。

どうでしょうか。わかったようなわからないような感じだと思いますが、書いている私自身がまだまだわかったようなわからないような感じでいますので、読んでいる方にとってはそりゃそうです。力不足で申し訳ありません。まだまだ学びは続きます。

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【2013/06/05 21:25】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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