先週末に発症した痛風の発作で苦しんでおります。
さきほど、テストしましたら、何とかぎりぎり革靴に足を入れることができましたので、今晩のお通夜にはまともな姿で行けそうですが、とにかく足がパンパンに脹れて靴が履けない状態が続きました。サンダル履きで会社に行かざるを得ないので、スーツでは格好悪いので全体もスーパークールビズ状態の一週間でした。痛みのピークは先週の日曜日。今回は左足でしたが、どこに触れても痛いので、びっこもつけない状態でした。この痛みは徐々に収まり、いまではつま先近くだけに痛みが残っています。 今回の発作はおよそ10年ぶり。3年ほど前から薬を飲むのをやめていました。また、春の健康診断では尿酸値が10近くまで戻り、やばいなと思いつつも、特に産業医からの呼び出しまではないので、病院に行かなきゃなと思いつつ放置しておりました。 今回の教訓として、健康診断はちゃんと受けること。数値が悪かったら、きちんと検査すること、です。今回はほぼ1週間を不完全な状態で過ごし、この間のパフォーマンスは50%を切っていたとすれば、4日程度を無駄にしたことになります。そのくらいでよかったですか、1日医者にいっておけばそれですんだ話かもしれません。ただ、難しいのは、発症したからこういえるのであって、発症しなけば「ラッキー」で過ごしていれたのです。 なかなか健康診断の受診率が100%にはなりません。忙しい中で、時間をとるのはとても面倒です。私もずいぶんと受診しない時期がありました。それでも病気にならなければ、特になんてことはありません。でも、病気になったときに受けておけばよかったということになります。また、たまたま受けた健康診断で何かがみつかり、未然に大病を防ぐということもあります。そういった経験をした人は、健康診断は大切だと思うのですが、そういう経験をしなければわずらわしいものでずっと終わってしまうこともあります。 健康診断の担当者は地道に未受診者をフォローします。忙しい、都合がつかないといわれても、受診するように促します。これは「ありがとう」のない仕事です。たまたま何かあった場合は健康診断を受けておいてよかったということになるのですが、何もない大半の人に対しては煩わしいことを強いる仕事でもあったりするわけです。 でも、担当者は使命感があるからやるのです。管理系の仕事の多くは、結構、似たところがあります。老婆心なからうるさいことを言わざるを得ないことが多くあります。その結果、助かったよとなるケースもありますが、大半は何もおきません。うるさいだけです。でも、何かあってはいけないから、言い続けるのです。相手に迎合し過ぎたり、サービス精神というのを勘違いしてしまっては、これができません。自分の仕事の意味を深く理解し、信念をもってあたることにより、これが続けられるのです。利かせていい融通と利かせてはいけない融通、ここの区分が実に難しいのです。 それでは、哀しいですが、10日ぶりに革靴を履いて、お別れにいってまいります。 ![]()
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