社会人になる困難さは増している
今年の新卒採用セミナーは、ともすれば導管型になりがちな採用セミナーを実ビジネスに少しでも近い形でやろというチャレンジをしてみました。導管型の生活では給料はもらえませんので。まあ、チャレンジしたのは弊社の担当者ですが。

採用セミナーの通常のスタンスは「1人で聞いてメモをとる、最後に少しくらい質問もしたりする」といった感じでしょう。これを「みんなで取り組んで結果を出す」という作りにしました。この「みんなで取り組んで結果を出す」というのは、言葉は緩いですが、実は組織で仕事をすることそのものなのです。採用セミナーで、少しでも組織で仕事をするというのはどういうことか、感じてもらいたいという思いがもちろん根底にあるわけです。

普通のセミナーと今年実施したセミナーの対比は以下のとおりです。
実はこれって「学校での生活」と「社会に出て企業の一員となった生活」の対比とほぼ同じです。

1人で  チームで
インプット中心  インプットとアウトプット
固定的  流動的・変化
他人の知識  自分の考え・意見
与えられた時間割  自分で時間管理・納期管理
聞く  考えて話す
準備はしてもらえる  準備が必要・何を準備すべきかを考える
受身でもOK  自ら参加

というコンセプトのもと、レイアウトや場づくり、内容や小道具などを練り上げてセミナーを開催しました。

22日に経営学習研究所sMALLラボにて「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」というワークショッブを実施します。6名もの魅力的な方にショートプレゼンをお願いしているのですが、そのトップバッターをお願いしたのは、文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所の平野恵子さん。新卒採用についての私の大切なブレーンとなってくださっている方です。

平野さんには冒頭に「就職活動の共通認識を持つための10のキーワード」というお話をしていただけます。

新卒就職活動は毎年毎年変わります。でも、ほんとに現場を持った担当者でもない限り、なかなかこれにキャッチアップができません。自分が就職活動をしていた頃や、自分が採用担当者だった頃の感覚で、今に対しても意見をいってしまいがちなところがあります。これが、就職活動に関する問題を複雑にしています。ですので、一番最初に「共通認識」を持てるようなお話を平野さんにはお願いをした次第なのですが、素敵なキーワードでこれをまとめてくださいました。

一番最後のスライドに「社会人になる困難さは増している」という整理があります。学生と社会人(職業人)の対比をされているのですが、先に整理した「学校での生活」と「社会に出て企業の一員となった生活」の対比を俯瞰したような整理になっています。

おそらく、高校と大学の段差は以前よりもかなり小さくなっているといえるでしょう。その分、大学と社会人の間の段差は大きくなります。結果、学生から社会人の移行はよりハードになってくるわけです。ですから、この移行をきちんと意識して内定者教育を徹底してあげなければ、入社後の彼ら彼女らが不幸になる可能性があります。パブル末期に新卒採用担当をしていた頃の私は内定者教育反対論者でした。でも、今ではそれでは成り立たないと実感しています。

ということで、6月22日のMALL企画「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」にご参加予定の皆様、当日をお楽しみに。他の登壇者の皆様からも素敵な資料が続々と届いています。

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