問題解決症候群
6月22日(土)の一般社団法人経営学習研究所sMALLラボ企画「普段とは少し違った視点で就職活動を一緒に考えてみませんか」に登壇された法政大学の長岡先生が紹介されていた「問題解決症候群」についてです。

 問題解決症候群 妹尾堅一郎(1994)

  ・問題は与えられるものである
  ・与えられた問題には必ず1つの正解がある
  ・その唯一の正解は誰かが知っているし、場合によっては教えてくれる


問題が所与のものであり、それには必ず1つの正解がある、そんな思想ですね。誰もが気づきますが、まさに旧来的受験勉強の世界です。そして、おそらく明治維新以来、20世紀の末まで日本を支配していた考え方です。

これが染み付くと、どうしても自分で考えること、自分で動くことを磨くことができません。常に正解を気にして間違うことを恐れます。受身で指示待ちになります。正解がないと不安にすら陥ります。人と違うことが不安になります。

確かに自分にしても「正解探し」を無意識にしていることが多々あります。これから離脱するには、自分を徹底してトレーニングする必要がありそうです。

「AかBかと聞かれたらCだと応える人」を育てるという長岡先生の言葉には重みがあります。

正解探しをしていてもそれなりには仕事はできます。でも、新しい価値を生むことはできません。ですから、そのままですと前年のいいところ8割程度の給与しかもらう資格はありません。こんな人ばかりの企業になってしまっては、先行きはありません。永遠のジリ貧です。ですから、私たちはそうではない人を採用し、また育てなければいけません。

「問題解決症候群」的な新卒学生を採用しない採用面接のあり方ってどうやりますか。そもそもそうではない学生をどのように探しますか。

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【2013/06/25 23:02】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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