日本の次世代リーダー養成塾
日本の次世代リーダー養成塾というのに、人事のメンバーがクラス担任(?)として参加してきました。全国から優秀な高校生が集い、2週間の合宿をします。経済界・アカデミアから一流の講師陣が彼ら彼女らに刺激を与えます。また、彼ら彼女らだけで、ハイスクール国会なるものを運営します。クラス担任はこれらの活動に関わり支援します。というものらしいですが、私は現地に行っていないので詳しくはよくわかりません。ただ、集まった高校生たちの向学心は素晴らしく、各企業から派遣されたクラス担任(?)も結構、たじたじ(?)らしいです。夜中まで対応にあけくれるそうです。

何が大変って、高校生は阿吽の予定調和をしてくれないそうです。企業人であれば「そんな当たり前のこと聴くなよ」「そのくらい慮れよ」「自分で類推しろよ」「雰囲気つかめよ」「恥ずかしいこと聴くなよ、俺もわからないじゃないか」といった感じで、何となくふわっと逃げ切れるものが、彼ら彼女らに対しては逃げ切れないらしいです。純粋で素朴な質問って、「当たり前だろ」とは思うものの、意外ときちんと説明をするのが難しいんですよね。そして、企業人同士だとそれを暗黙のうちに求めないような空気感が自然とあるんですよね。これ、楽です。

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たまたま東京大学の中原淳先生に頼まれたイベントで話すことを考えていた時に、これを聞いたからかもしれませんが、この話を聞いて中原先生のインタビューや、呑みながらのお話を思い出しました。

中原先生もとても当たり前のことをサクッと質問してくるのです。「そんなこと常識でしょ」とか「それ語らないけど、わかってよ」「えっそれ語らせますか」とか。中原先生とお話ししていて、ちょっと苦しくなる瞬間がしばしばありました。
これがナチュラルな探究心とでもいうものでしょうか。学者の素敵さをまさに感じさせられる時でもあります。
また、異なる大陸プレートに足を置くもの同志のせめぎあいでしょうか。正直、とても新鮮であり、たぶん自分自身の内省も進んだところもかなりあると思います。そして、真摯に学ぶというのは、知ったかぶりをしないということかもしれません。

ただ、そういうと最近、中原先生とお話ししていて、あまりそういう息苦しさを感じなくなったような気がします。私の方がお付き合いの中から「間合い」を会得したのか、中原先生が研究の果てに結構、こっち側に渡ってこられているのか、これは何ともわかりません。でも、こんな感じで実務家とアカデミアが交流できるこのHRという世界、とっても素敵だと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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