まずグローバル化とは何なのか ~大学生研究フォーラム2013
東京大学・京都大学・電通育英会共催の大学生研究フォーラム2013「学生のうちに経験させたいことー大学生の今、変わる企業」に参加してきました。これまでは毎年、夏に京都で開催されており、行きたいなぁと思いつつも行けずにおりました。今年は東京開催、しかも登壇のご依頼もいただき、朝から最後までフル参加することができました。最近、なかなかこの手の会に参加者としてゆっくり行けることが少なかったのですが、やはり大きな学びがあります。不精してないで、行かないといけません。

コンテンツてんこ盛りの企画なのですが、基調講演をいただいた安西祐一郎先生のお話しのエッセンスを残しておきたいと思います。講演のテーマは「教育が日本をひらく~グローバル時代への提言」です。非常に毅然としており、かつ真摯な講演でした。

冒頭に写真の図が提示されます(ピントがぼけてます、すみません)。グローバル化というのは、伝統というX軸と、近代化というY軸の2次元世界に、3次元を構成する新たな軸なのだと考えるとよいという話です。もともと1次元の伝統軸しかなかった日本は、近代化というY軸を得て2次元の世界に入ります。そして、今まさに新たなグロール化というZ軸を得て3次元の世界に突入したというわけです。ですから、グローバル化はけして伝統とのトレードオフなどではなく、伝統が失われたわけではないのです。2次元から3次元へというグローバル化の変化の中で、自分自身が今、どこにプロットされ、どこに向かいたいのかを明確にすことは大切なことです。

また、グローバル化というのは、ある意味ではムラ社会が街に拡大するのに似ているとの指摘もありました。知っている人ばかりで構成されていたムラ社会から、知らない人が隣にいのが当たり前の「街」への移行は、考え方のバックグラウンドが異なる、というかそもそもわからない人が隣にいる社会に移るということです。これは確かにムラ社会に慣れ切った身としては、「uncomfotable」な世界です。でも、ムラよりも街の方がはるかに可能性に満ちています。はるかにチャレンジの対象が増えます。どちらの側面をみつめるのか、この感覚がグローバル化の本質なのかと思います。

グローバル化というものは、その矢面に直面している一部の人達だけのテーマではありません。すでに日本中津々浦々どこにいてもその影響は及びます。そして、安西先生の言葉を借りれば「グローバル化には光も陰もあるが、それは不可避のものであり、不可避なものである限りは、それに対処する準備を次の世代にさせることは大人の役割」なのだということになります。

では、大人の役割として、私たちは何をすべきなのか、そして何ができるのか、そんなことを考えた1日でした。続きは、明日に。

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