若いころはよくしていたのだけれども…
若い頃はよくしていたのだけれども、最近になって気づいてみたら、随分の前からとんとしなくなったものって、結構ありますよね。スキーやキャンプなんてアウトドアは子ども大きくなってからしなくなりましたし、呑んでからオフィスに戻って深夜まで仕事をするという芸当もしなくなりました。

そんなしなくなったものの1つに「古書店巡り」があります。これ、実は高校生の頃からの趣味でした。私の高校は高田馬場にあったので、早稲田の古書街は近くです。また、高田馬場のビックボッスでは毎月一回古書市というのがあり、そこでも仕入れていました。時折は神田神保町にも遠征しました。あの頃にお昼に食べた「さぶちゃん」がまだあるのは凄いことです。大学時代もこれは続きましたが、社会人になって徐々にフェイドアウトしていきました。それでも今でも、時間のある時に古書店を見つけると、ついつい入ったりしています。

で、何を物色していたかというとSFです。特に日本のSF小説をすべて読みつくそうという野望をもっており(絶対に無理なことです)、ハヤカワJA文庫を1から書籍に並べるのが夢で、旧・新ともに「奇想天外」を全号集めたり、なんてことをやってました。社会人になって時間がなくなるとともに、読書量が落ちて行きました。また、日本のSFは激しい浸透と拡散の果てにジャンルとして消失してしまいました。さらには、少なからず財力がついたので欲しい本は新刊で買えるようにもなりました。
そして、時折大人買いができるようにもなってしまいました。あるときには営業先の横須賀から営業車で帰る途中に新しい古本屋をみつけてちょっと立ち寄り(普通しない行為ですよね)、何の気なしに店内をまわっていたところ「ハヤカワSFシリーズ」が100円均一で大量に売っているのを発見します。100冊以上すべてその場で買いました。当時はまだ文庫化されていない名作もいくつかあり、神田では数1000円で売っていたものも交じっていました。まったくもって興奮状態でした。「世界SF全集」もとある古書市で全巻揃いをゲットしました。こういった本は今、実家の2階で床を圧迫し続けています。

そうそう、私の社会学士としての卒論は「日本SF史」でした。大学4年の秋は卒論を書くために、目茶目茶よみふける時期があり、一日で17冊という記録もつくりました。狙って速読できるものを集めて読めばできるものです。親愛なる加藤先生のコメントは「読み物としては抜群に面白かったが、社会性を強めてくれればより良かった」といった感じでした。確かに社会学部の卒論でしたから、ごもっともな指摘です。

皆さんも若いころはよくしていたのだけれども、最近になって気づいてみたら、随分の前からとんとしなくなったものって、ありますか。私は10回シリーズにできそうなくらいありそうです。

※ハヤカワ文庫JAの第1冊目は小松左京の「果てしなき流れの果てに」です。でも、アマゾンではハヤカワ版がないので、ハルキ文庫で我慢です。ちなみにJAとは、JAPANESE AUTHOR の略です。

果しなき流れの果に (ハルキ文庫)果しなき流れの果に (ハルキ文庫)
(1997/12)
小松 左京

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【2013/10/07 22:48】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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