SFマガジンの創刊号
ちょっと昨日の続きです。

SF関連の書籍を集めていた高校・大学の頃の自分にとって、一番欲しかった憧れの書は言うまでもなく「SFマガジン創刊号」でした。のちに復刻版まで出ましたが、当時はSF大会のオークションで何十万とかいう値段がついていたように記憶しています。

今、私の手元には1冊の「SFマガジン創刊号」があります。社会人になってお金に力を言わせて買いあさったのではありません。実はこれ祖父からのプレゼントです。祖父が買ってくれたのではなく、祖父が持っていた本です。そして、正確にはプレゼントではなく、形見分けです。

祖父はおそらく当時は日本で唯一だったろうと思いますが、北海道の地方都市で創刊号のコレクターを趣味にしていました。今のように洪水のように新たな雑誌がでる時代のことではありませんが、あらゆるジャンルの多種多様な創刊号を蒐集していました。その中に「SFマガジン」もあったわけです。祖父の死後、祖父の文庫はそのまま故郷の文学館に寄付され、今も昭和を知る貴重な資料として展示されています。寄付の直前に1冊だけ蔵書から抜き取ってくれたのが、私の持つ「SFマガジン創刊号」です。

数年前に北海道旅行の途中で文学館に立ち寄りましたが、「少年ジャンプ」「ポパイ」などの私の世代には馴染みの雑誌の創刊号もありました。いずれも祖父の家の2階の部屋にあった本です。創刊号というのは、いうまでもなく出版社・編集者皆が一番力を入れて世に出すものです。雑誌に関わるすべての人の熱い想いがこもっています。おそらくそんなところに惹かれて祖父は蒐集を始めたのではないでしょうか。

何となく、血筋はひいているような気がします。

※祖父の文庫より「POPEYE」「BRUTUS」の創刊号。ほんと懐かしい雑誌の創刊号がみんなここにはあります。


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