異業種ダイバーシティ推進検討会10周年イベント②
昨日の続き、「異業種ダイバーシティ推進検討会」の発足10周年を記念するイベントについてです。コクヨさんがプレスリリースをしてくれたので、そちらの内容をまずは引用します。

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コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田章裕)は、第一生命保険(株)や(株)ジェイティービー、(株)オリエントコーポレーション等、異業種企業20社が参加する「異業種ダイバーシティ推進検討会」の発足10周年(※)を記念して、「異業種ダイバーシティ推進担当者向けセミナー」を、2月27日に開催しますので、お知らせします。

(※)2012年度「異業種ダイバーシティ推進検討会」の活動にて、当イベント企画の検討を開始し、本年度(2013年度)に、10周年記念イベントとして開催いたします。

「異業種ダイバーシティ推進検討会」は、業種や業界を超えた人事部門長や担当リーダーが集まり、多様な人材が活躍できる職場作りを目指すことを目的に、2002年2月に当会の前身である「女性活躍推進検討会」(当社含め計4社でスタート)の発足がきっかけとなり、その後、活動とともに年々参加企業数が拡大し、2012年4月より、現在の名称になりました。
主な活動は、現在まで定例会(年4回)や分科会(年4回)、研修会(年数回)等を継続して開催し、ダイバーシティ推進活動に関わる各種テーマ(女性活躍の意識向上、ワークライフマネジメント、介護、育児両立支援施策等)について、各社のノウハウを持ち寄り、参加者が活発な議論と意見交換等を行い、異業種間での人的ネットワーク作りをはじめ、参加者の知識やスキルの向上、各社制度推進における課題解決等、多くの成果をあげています。
そして今回、当会発足10周年を記念して、「異業種ダイバーシティ推進担当者向けセミナー」と題した記念イベントを開催します。開催概要は、次の通りです。

           記

10周年記念イベント「異業種ダイバーシティ推進担当者向けセミナー」

・サブテーマ:~これからの日本に求められる女性活用と先進企業推進者によるパネルディスカッション~
・日時 : 2014年2月27日(木) 15:00~18:00
・場所 : 株式会社ワークスアプリケーションズ
     (東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー13階)
・対象者:当会参加企業等を中心にしたダイバーシティ推進担当者・責任者、人事担当者(定員100名)
・プログラム:第1部 基調講演 講師 リスカーレ・コンサルティング 代表 湯本 壬喜枝 氏
        第2部 ダイバーシティ推進者によるパネルディスカッション
         パネリスト 第一生命保険株式会社  吉田 久子 氏
                株式会社ジェイティービー 五十嵐 潤子 氏
                株式会社オリエントコーポレーション 波田 珠恵 氏
・記念イベント事務局:株式会社ぐるなび、コクヨ株式会社

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この講演とパネルの進行をリスカーレ・コンサルティングの湯本さんにお願いしました。湯本さんには以前より、この会で企業横断的に実施している女性管理職向けの研修をご担当いただいており、当会女性メンバーから絶大な支持を得ておられます。ありがたいことに今回のお話を受けて、湯本さんなりにここ10年ほどの女性活躍推進の流れを改めて振り返った上でお話をしてくださいました。

「日本の女性の底力はこんなもんじゃない」という思いが常に湯本さんの思いの中にはあります。

この10年間で、ある意味、女性の活躍推進は大きく前進したといえます。ただ、それもあくまでも10年前の日本と比較すればの話です。まず育児ステージで女性が辞めることがない社会にはなりつつあります。そして女性管理職も増えました。しかし、よくよく女性管理職を分析すると、課長クラスは増えたけれども部長クラスはまだまだ極めて少なかったり、管理職といいながらラインを持たない特定業務を担当する管理職が多かったりと、経営の中心にいるのはほとんど男性というのは、実は多くの企業ではあまり変わっていません。

多くの女性管理職が、長く担当していた業務分野に最も詳しい人材であることが認められて、その分野のリーダーとして登用されているため、異なる業務に異動させることができず、またより広い分野を広い視野でみることが必要となる立場の部長にあげることもできない、さらにはラインを持っていない専任女性管理職も多く、いずれにしても部長を輩出するような状況にはなっていないと湯本さんは指摘されます。そして、女性管理職の課題としてコンセプチュアル・スキルの不足をあげられていました。

企業を訪問して20代の女性にインタビューをすると、その企業のダイバーシティの進展具合がわかるといわれます。20代の女性の多くが、PDCAを人を巻き込みながらきちんとまわしている企業は、本当の意味で女性活躍推進とダイバーシティが進んでいると感じるるのだそうです。
伝統的な日本企業では、女性に成果を出すように厳しくは追及してこなかった、何よりもこれを完全に変えなければならない、20代からサクセッションプランに女性を入れて、戦略的・意図的にリーダーを育てなければならない、気をつけないと皆「ゆるゆる」になっていく危険性がある、何事も戦略的・意図的な施策を考えることが必要だ、そんな感じのお話を熱くいただきました。いずれもそのとおりだと感じました。

続くパネルがかなり贅沢だったのですが、オリコ・JTB・第一生命3社の事例はいずれも単独でセミナーが成り立つような内容でした。15分の持ち時間とは思えないほど豊富PPT原稿を皆さん用意され、果たして時間管理がどうなるかと思いましたが、見事にほぼ時間内に抑えるあたりも皆様さすがです。

皆さん、それぞれの立場から思いを会場に伝えてくださっていました。何年もご一緒させていただいている方ばかりですが、改めて会社を超えても良い仲間に巡り合えていることを実感しました。今回は記念イベントですので、多くのメンバー外企業も参加されましたが、そんな皆様にはどのように伝わったでしょうか。

女性活躍の問題は、ダイバーシティへの取り組みの第一歩であり、また試金石です。どう取り組んでいけるのかには、まさに企業の未来がかかっています。

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